Windows 10デスクトップ画面を無料で高画質に録画・保存する方法【2022年最新版】
- 1.録画ソフトでWindows 10デスクトップ画面を録画・保存する方法
- 2.ゲームバーでWindows 10デスクトップ画面を録画・保存する方法
- 3.PowerPointを使ったWindows 10画面を録画・保存する方法
- 4.Windows 10での録画は3つの方法から選択を
ネット上での生放送やゲームをプレイしている様子など、録画したいと思う場面は多々あるでしょう。その際にもしWindows 10のPCを利用しているのであれば、画面録画ソフトを使った方法やゲームバーを使った方法などが挙げられます。
そこで今回は、Windows 10デスクトップ画面を高画質に録画する方法を3つ紹介します。どれも無料で利用できるため、すべて試した上で自分に合った方法で録画することもおすすめです。
1.録画ソフトでWindows 10デスクトップ画面を録画・保存する方法
無料で録画できる録画ソフトなら、Wondershare DemoCreatorがおすすめです。以下で主な特徴や手順を紹介しているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
1-1.Wondershare DemoCreatorが持つ魅力
DemoCreatorの魅力としては、豊富な機能性が挙げられます。録画ソフトと聞くと、ただ画面を録画するだけのイメージがあるかもしれません。しかし、このソフトはは異なります。Webカメラの映像を一緒に録画したりあらかじめ決めた範囲だけ録画したりなどのことができます。
それとは別に、編集機能も優れています。一般的な動画編集ソフトと変わらないといえるほどの機能性を備えており、そのままYouTubeに投稿することも可能。そのため、ゲーム実況者の方でも活用できます。
Windows 10デスクトップ画面を高画質に録画できるオススメソフト‐Wondershare DemoCreator
1-2.Wondershare DemoCreatorで高画質に録画・保存する5STEP
上記のような魅力を持つソフトですが、どのようにして高画質な録画を実現できるのでしょうか。方法としては、5つのステップにわけられます。
STEP1.録画メニューから選ぶ
ソフトを起動すると、最初にメニューが表示されます。編集のみ操作することもできますが、今回は高画質に録画・保存する方法ですので、録画メニューの中から選びましょう。
STEP2.録画の設定をする
次に録画範囲やフレームレートなどを設定します。録画範囲の設定方法は以下の3つが挙げられます。
- ・メニュー内の録画範囲における数字を操作する
- ・録画範囲の端についている小さな四角を引っ張る
- ・フルスクリーンに設定する
基本的には2番目と3番目が操作しやすいため、初心者におすすめです。細かく設定したい場合には1番目がおすすめですが、初心者だと数字だと大きさが把握しにくいため、あまりおすすめできません。
「PC画面とWebカメラ」は細かく設定できるため、フレームレートの設定もできます。高画質な映像にしたい場合には、フレームレートを高めに設定しておきましょう。データ容量が大きくなってしまいますが、その代わりとしてなめらかな動きの動画となります。
STEP3.録画を開始する
準備を終えたら、赤い丸のボタンをクリックしましょう。ショートカットキーでも録画を始めることができ、例としてWindowsならF10となります。ショートカットキーは停止したい場合にも利用できるため、わざわざボタンをクリックするのが面倒なときに使ってみましょう。
STEP4.確認する
「PC画面のみ」を選んだ際には、プレビュー画面で確認できます。問題ないようでしたらそのままエクスポートして保存します。さらに見やすくしたい場合には、動画編集を選んで編集しましょう。
STEP5.編集したものを保存
動画編集画面では、エフェクトの追加や無駄なシーンのカットなどができます。そこまで終えたら「エクスポート」を選んで保存しましょう。YouTubeへの投稿も可能ですが、あらかじめログインしておく必要があります。なお、「PC画面とWebカメラ」を選ぶと動画編集画面へ自動で切り替わります。
1-3.Wondershare DemoCreatorの無料版と有料版の違い
DemoCreatorには無料版と有料版が用意されていますが、無料版には以下の制限が設けられています。
- ・録画できる時間は10分間
- ・モーションエフェクトとテキストアニメーションの利用は4つまで
- ・完成した動画に透かしが入る
無料版だといくつかの制限が設けられているため、さらに質の高い録画を実現したい場合には有料版を利用しましょう。
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2.ゲームバーでWindows 10デスクトップ画面を録画・保存する方法
Windows 10以降から備わった機能として、デスクトップ画面を録画できるゲームバーというものがあります。正しい名前は「Xbox Game Bar」というものであり、知っている方もいるかもしれません。
2-1.ゲームバーでWindows 10画面を録画・保存する3STEP
ゲームバーはシンプルなものであるため、3つのステップで録画完了します。どのような手順で進めていくのでしょうか。
STEP1.設定をチェックする
まずは設定から見ていきましょう。ゲームバーの設定は、検索バーから呼び出すかWindowsの歯車マークからクリックしていって探す方法の2つがあります。
最初に確認すべきポイントは、ゲームバーが有効にされているかどうかです。基本的には有効にされていますが、場合によっては無効とされているかもしれません。万が一のことも考えて確認しておきましょう。場合によっては、ハードウェア要件を満たしていないことが原因で利用できないかもしれません。
次に確認するのは、「キャプチャ」タブです。録画する最大時間といったことを設定できます。なお、ゲームバーでは最大4時間まで録画できます。
STEP2.起動して録画開始
設定し終えたら、ゲームバーを起動してみましょう。WindowsキーとGキーを押すことで起動できます。録画方法は、黒い丸をクリックするだけ。もし黒い丸が見つからないのであれば、「キャプチャ」ボタンをクリックしてみると見つかります。
STEP3.「全キャプチャを表示」で確認
録画したものは、「全キャプチャを表示」をクリックすることで確認できます。フォルダの場所も確認できるため、どこに保存されたのかまで把握することも可能です。
2-2.ゲームバーで録画・保存する際の注意点
ゲームバーはどんなものでも録画できるわけではありません。あくまで起動しているアプリやブラウザを録画対象としていることから、何もないデスクトップ画面やエクスプローラーの録画は不可能です。
また、保存先にも注意が必要です。ゲームバーは、デフォルトだとシステムファイルもあるCドライブ内に保存されます。長時間の動画だと容量が大きくなってCドライブを圧迫してしまう恐れがあります。そのため、別のところに保存したい場合は保存したものを移動しておきましょう。
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3.PowerPointを使ったWindows 10画面を録画・保存する方法
PowerPointと聞くとプレゼンテーションといったビジネス目的で利用するイメージがあるかもしれませんが、画面を録画したいときにも使えます。PCにPowerPointが標準搭載されている方は、この機会に操作方法を覚えておきましょう。
STEP1.スライドを用意して録画の設定をする
まずは、録画を挿入したいスライドを用意しましょう。PowerPointを開いてスライドを用意した後、「挿入」タブを選んで「画面録画」を選択。録画に関するメニューが表示されるため、ポインターの録画や録画する範囲など設定しましょう。
STEP2.録画ボタンをクリックして録画開始
録画する範囲を設定したら、メニュー内にある録画ボタンをクリックしましょう。3秒間のカウントダウンが終わった後に、録画が始まります。止めたい場合には、メニュー内にある■ボタンをクリックすると止まります。
STEP3.録画が挿入されたスライドを確認
問題なく録画できていれば、スライド内に録画された映像が挿入されています。もし録画したものだけ別のファイルとして保存したい場合には、録画したものの上で右クリックして「メディアに名前をつけて保存」を選択。保存先や名前を決めた後に「保存」をクリックすると、指定した先にMP4の動画が保存されます。
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4.Windows 10での録画は3つの方法から選択を
Windows 10は画面録画ソフトとゲームバー、そしてPowerPointという3つの方法で録画できます。それぞれ特徴や注意点があるため、それらを考慮しながら録画しましょう。
今回は無料で録画できる方法を紹介しましたが、本格的な録画を検討しているならばDemoCreatorがおすすめです。有料版は無料版のような透かしがなく、さらに質の高い録画となります。
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