PC録音フリーソフトおすすめ9選!無料ソフトの選び方とPCで録音する方法も解説
会議音声の録音、楽器演奏の録音、動画共有サイトにアップロードする動画のナレーションの録音など、PC録音ソフトはさまざまな用途に利用されています。
録音機能に対応しているソフトを利用すれば、ボイスレコーダーソフトとしてプライベートからビジネスまでさまざまなシーンで活用できるでしょう。
今回はおすすめのPC録音フリーソフトを紹介します。
1.PC向け録音フリーソフトを選ぶときのポイント
録音ソフトとはパソコン本体から出る内部音声や接続したマイクから出る外部音声などを録音できるソフトです。
ここでは、パソコン録音フリーソフトを選ぶときのポイントを4つ紹介します。
①録音機能に制限があるか
録音フリーソフトの中には録音時間に制限があるものがあります。有料版と無料版の両方を提供しているソフトの場合、無料版の録音時間に制限があり、それ以上録音するには有料版へのアップグレードが必要というケースも多いです。
そのため、録音フリーソフトを選ぶ際にぜひ利用可能の録音時間を確認しましょう。
②録音の品質は良いか
録音音質の良さも確認しましょう。フリーソフトであれば実際に録音してみて、音がこもっていないか、ノイズが発生していないか、音が割れていないかなどを実際に確認してみることをおすすめします。
高音質に対応していないと出力時に音質の劣化が起きてしまいますので気をつけましょう。
③どんな機能が搭載されているか
録音ソフトの中にはノイズ除去で音質を向上させたり、エコーを追加したり、イコライザーで音楽に深みを持たせたり、さまざまな機能が搭載されているものがあります。
録音という最低限の機能だけでなくその他の機能にも注目すると、より録音ソフトで目的に合った編集ができるでしょう。
④直感的な操作ができるか
高機能な録音ソフトの場合、多機能すぎるあまりインターフェースがごちゃついてしまい、操作性に欠けてしまうことがあります。
特に録音ソフトを使い慣れていない方は、インターフェースを見てある程度操作が予想できるものを選びましょう。あまり複雑だとオーバースペックで使いこなせない可能性があります。
2.【高音質】おすすめフリーソフトDemoCreator
DemoCreatorはWindowsでもMacでも動作する録画&録音や動画編集が行えるマルチメディアソフトです。操作画面も非常に簡単で数クリックでPC録音ができます。
PC内部音声やマイク音の録音、画面録画、録音ファイルの編集などに対応しており、汎用性が高いソフトと言えます。
また、無料版でも録音時間に制限がありません、カットやトリミング、音量や再生速度の調整、フェードイン・アウトなどの基本的な編集もできます。しかしながら、AIボーカル抽出やノイズ除去などの高度なAI機能を使うには製品版にアップグレードする必要があります。
録音音質が優れており、保存時に音声のサンプルレートやビットレートを自由に設定できます。録音したPC音声は、mp3やm4a形式でローカルディスクに保存するほか、YouTubeやクラウドサービスへのアップロードも可能です。
DemoCreatorの体験版は無料ダウンロードできます。ぜひダウンロードして体験してみましょう!
DemoCreatorでPC録音する方法
では実際のPC録音手順をみていきましょう。
PC録音ソフトDemoCreatorの無料ダウンロード
STEP1 : PC録音ソフトDemoCreatorを起動する
まずはDemoCreatorを起動して、音声録音ための「オーディオ」モードを選択します。
STEP2 : 録音ための設定を行う
次はPC録音の設定を行いましょう。
PC内部音声のみを録音する場合
動画共有サイトの音声やゲームのBGMなどPC本体から出力されるオーディオを録音したい場合は下記の設定を行いましょう。
- 「マイクロフォンをミュート」にする
- 「システムオーディオをON」にする
PC外部音声のみを録音する場合
ヘッドセットやイヤホンなど、マイクを通して出力されるオーディオである外部音声の録音を行う際の設定は下記の通りです。
- 「マイクロフォンをON」にする
- 「システムオーディオをミュート」にする
PC外部&内部音声を同時に録音する場合
オンラインミーティングやゲーム実況を録音する場合は、パソコンの外部と内部音声を同時に収録する必要があります。
- 「マイクロフォンをON」にする
- 「システムオーディオをON」にする
STEP3 : PC音声録音を開始/停止する
ツールバーの「REC」ボタンをクリックして、録音を開始します。
録音を停止するには「F10」またはツールバーの「■」ボタンをクリックします。
STEP3 : パソコン録音ファイルを保存する
PC録音を停止するとオーディオの編集画面に移動します。必要であればオーディオファイルを編集しましょう、DemoCreatorで音量を調整したり、ボーカルを抽出したりすることもできます。
もし編集したくない場合は、直接「エクスポート」をクリックして、フォーマットを「MP4」または「M4A」に変更します。
その後、保存先などを指定して、PC録音ファイルを保存できます。
DemoCreatorを使って、PC音声録音する手順はこれまでです。
PC音声を録音する方法|DemoCreatorを使い
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【おまけ】PCでナレーション録音の最適な機能「プロンプター」
DemoCreatorの音声録音に「プロンプター」という機能があります。
録音の台本を事前にプロンプターにペーストすることで、話したい内容を見失わず、効率よく録音が進められます。
また、DemoCreatorに搭載されているプロンプター機能は単なる台本に留まらず、搭載されたAIを活用して、台本内容の検討や最適化も可能です。
台本作成や最適化も本来非常に時間がかかる工程ですが、DemoCreatorのプロンプター機能を活用することで、誰でも最短の時間でハイクオリティな台本が作成できるでしょう。
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3.【2024厳選】PC録音フリーソフト8選!
録音ソフトには、パソコンから出るPC音を録音できるソフトや、マイク音を録音できるソフト、画面ごと録画できるソフトなどさまざまな種類があります。
ここでは、PCの音声を録音できるフリーソフトを8種類紹介します。
①Windowsボイスレコーダー(サウンドレコーダー)
WindowsボイスレコーダーはWindowsに標準搭載されている録音ソフトです。Windows 11からサウンドレコーダーにアップデートされました。Windowsのユーザーは無料で使用できます。
また、ボイスレコーダーは出力形式がM4Aのみだったのが、サンウッドレコーダーではM4A、WAV、WMA、FLACなどから選択できるようになっています。
マイク音もパソコン音も録音可能。PC内部音声の録音にはステレオミキサーが必要であること、録音品質が若干落ちることはデメリットですが、起動して録音アイコンをタップするだけで録音できる手軽なソフトです。
1回の録音で3時間まで記録できるため、長時間録音できるフリーソフトをお探しの方にもおすすめできます。
②moo0音声録音機
Moo0 音声録音機は内部音声とマイク音を録音できるWindows向けのフリーソフトです。無音カット機能があり、出力形式はMP3とWAVに対応しています。
タイマーを設定して録音することもできるため、その場で操作しなくても録音を始めたり終わらせたりできます。64ビット版のWindowsであれば、320kbpsに対応しているところもメリットです。
デメリットはソフト内に広告表示があるところ。また、出力されたファイルも音が少しこもっている感じがします。
録音する際は保存フォルダや保存フォルダを選択して下部の「録音を開始!」をクリックするだけです。
③PC録音&編集ができるフリーソフトAudacity
AudacityはPC録音やオーディオ編集ができるフリーソフトです。パソコン音声とマイク音の両方が録音でき、FFmpegを導入すれば動画音声を読み込んで編集することもできます。
メリットは、ノイズ除去や分割、エフェクト追加、マルチトラックのミキシングなど機能が豊富であるところ。WAV、AIFF、MP3、OGG、FLACなど複数のフォーマットに対応しているため、再生デバイスやストレージなどによって最適なものを選ぶことができます。
録音する際は、オーディオ設定の「録音デバイス」から録音対象を選択し、録音ボタンをクリックすればOKです。
弱点については、機能が詰め込まれているのでソフトが固まってしまうことがある点でしょう。
また、内部音声を録音する際、音がこもってエコーが発生したようになってしまう点に注意が必要です。
④Windows&Mac向け録音フリーソフト:Bandicam
BandicamはWindows向けのキャプチャソフト。PC音の録音だけでなくマイク音声の録音にも対応しています。オープンソースで開発されているのでウイルスやマルウェアの心配がなく安心して使うことができます。
Bandicamは有料ソフトなので、無料で録音できるのは10分まで。録音をする際は、画面録画モードのアイコン右にある「▼」をクリックし、録画ボタンを押してください。
一方、出力形式がAVI、MP4、MKV、WebMといった動画形式にしか対応していない点はデメリット。オーディオ形式で保存したい場合は別ソフトでオーディオを抽出する必要があります。
⑤録音フリーソフトWaveClipper
WaveClipperはWindows VistaからWindows 10までをサポートする録音フリーソフト。音量レベルがリアルタイムで確認できるため、きちんと録音が作動しているかチェックしながら操作が行えます。
メリットは簡単なオーディオファイルの編集に対応しているところ。速度やピッチ、音量の変更だけでなくイコライザの編集やエフェクトの追加も行えます。「ファイル>新規録音」から簡単に録音できるシンプルな操作性も評価できます。
デメリットは、内部音声の録音には同社が開発する「TiVSound」との連携が必要なところ。Windows 11をサポートしていない点も多くのWindowsユーザーのデメリットとなり得るでしょう。
・PC内部&外部音声録音に対応している
・Windows&Macで使える
・豊富なオーディオ編集機能
⑥完全無料で使えるPC録音ソフト:mp3DirectCut
オーディオ編集ソフトとして人気があるmp3DirectCut。完全無料で使えるフリーソフトであり、マイク音の録音も可能です。再エンコードが行われないため劣化することなくオーディオファイルの編集が行えます。
録音するときは、ツールバーにある録音ボタンをクリックするだけ。「音圧レベルで録音」や「高速録音」を選ぶこともできます。
デメリットはWindows版にしか対応していないところと、機能がカットや無音部分の検知など限られているところでしょう。
また、録音機能を利用するには、LAMEというコーデックファイルをサウンドレコーダーのフォルダ内に貼り付ける必要があります。
⑦Renee Audio tools
Renee Audio toolsはプレーヤー機能付きのオーディオ編集ソフトです。録音機能があり、パソコン音とマイク音の録音が行えます。複数のファイルを同時に編集したりID3タグを編集したり、音楽ファイルの編集にも最適です。
インターフェースがシンプルで直感的な操作ができるフリーソフトですが、エラーが発生する点と商用利用する場合は有料版の購入が必要である点はデメリットだといえるでしょう。
音声を録音する場合は「音声を録音する」「マイクを録音」に必ずチェックを入れて、録音をスタートさせてください。
⑧Icecream Screen Recorder
Icecream Screen RecorderはPC画面やウェブカメラなどの録画に対応したフリーソフトです。録音機能も搭載しており、パソコンの内部音声を録音して、MP3として保存できます。
録音したファイルをウェブ上に簡単にアップロードできる機能が搭載されているため、動画を制作して動画共有サイトにすぐにアップしたい方にも最適です。
デメリットは、無料版の場合は録音時間に5分までという制限があり、出力ファイルにウォーターマークが入るところ。編集機能も最低限なので、本格的な編集を行いたい方には向きません。
「音声をキャプチャする」からビットレートを選択して録音を開始しましょう。
まとめ : 高音質なPC録音+編集ならDemoCreator
今回はPC向けの録音ソフトの選び方や、無料で使える録音フリーソフトなどを解説しました。録音ソフトは、音声を録音できる便利なツールです。個人やビジネス、様々なシーンで活用できます。自分の目的に合った録音ソフトを選びましょう。
また、DemoCreatorのように高度な編集技術を有するソフトを選べば、録音音声の聴きやすさを向上させたり、表現の幅を広げたりできます。
PC音やマイク音の録音はオンラインサイトでも行えますが、音質を重視したい、編集してカスタマイズしたいという方はソフトウェアを使いましょう。
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