Zoom画面共有とは?2つのやり方を徹底解説!
視聴者側に、より正確に物事を伝えたり、作業や指示が正確で効率的になる「画面共有」は多くのメリットがあるためオンライン会議や授業が当たり前になった昨今では、多くの方が使用している機能と言えるでしょう。
この記事ではZoomで画面共有を行う2つの方法を解説していきます。
この記事を読むことで、今までなんとなくしか理解できていなかった「Zoom画面共有」を使いこなし、オンライン会議/授業の質を大きく上げることができるはずです。
Part1.Zoom画面共有とは?
「Zoom画面共有」とはZoom会議に参加しているメンバーに、PC画面をリアルタイムで共有できる機能です。
画面上で起きていることを全て共有できるため、コミュニケーションに齟齬が起きづらく、情報を正しく伝えることに役立ちます。
例えば、言葉では説明しづらい操作手順なども、画面共有しながら一緒に操作していくことで非常にスムーズに伝えられるでしょう。
一方で、画面共有中は指定した画面上の全ての情報が共有されてしまうため、パスワードや見せたくない画面などには充分注意する必要があります。
デスクトップ全体を共有する方法以外に、アプリケーション画面のみを共有する方法も存在するため、見せたい箇所がアプリケーションに限定されている場合はそちらを指定した方が無難でしょう。
Part2.Zoom画面共有2つの方法
Zoomを通じて画面共有をおこなう方法には主に2つの方法があります。
これらは両者にメリットデメリットがあるため、本章でそれぞれ詳しく解説していきます。
いずれもチェックした上で、是非自分に合った方法を選んでいただければと思います。
方法1:DemoCreatorを使ってZoomで画面共有する方法
まずはWondershare DemoCreatorというソフトを使用する方法を紹介します。
実際にZoomで画面共有をおこなう方法も含めて詳しく見ていきましょう。
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①DemoCreatorとは
「DemoCreator」は世界的クリエイティブソフトメーカーWondershare社が開発した、画面収録ソフトです。
・画面収録機能
・プレゼンテーション機能
・動画編集機能
主に上記三種類の機能が搭載されており、どれも特化ソフト以上のクオリティを誇るハイブリッドソフトです。
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Zoom画面共有に関してはその中でも「プレゼンテーション機能」を使用します。
「プレゼンテーション機能」はYouTubeライブや、OBS、Twitch、Zoom、Teamsなど、多くの配信ソフトに対して、ストリーミング再生できる機能です。
DemoCreatorの高度なプレゼンテーション画面をそのまま使用できるため、パワーポイントデータを追加したり、リアルタイムで注釈を追加したり、画面共有をおこなったりと、プレゼンテーションや会議、ライブ配信がはかどる機能といえるでしょう。
また、同時に画面録画も可能であり、自分の配信した内容や会議の様子をそのまま「録画機能」を使って録画し、「動画編集機能」に共有できるというシームレスな機能同士の連携もDemoCreatorの強みです。
②【DemoCreator】Zoomで画面共有の方法
DemoCreatorを使って、Zoomで画面共有をおこなう方法は以下の通りです。
非常にシンプルな操作方法で実現できるので、是非DemoCreatorの無料版をインストールした上で、手を動かしながら読み進めてくださいね。
Step1.動画プレゼンテーションを選択
DemoCreatorを起動し、[動画プレゼンテーション]を選択します。
Step2.設定
動画プレゼンテーション内で各種機能を使って共有する画面の準備や設定をしていきましょう。
・インポート:プレゼン用のメディアファイルやPowerPointファイルをインポート
・Webカメラ設定:AIによる顔認証で背景の透過や美肌加工も可能
・バーチャル背景設定:様々なバーチャル背景を搭載、クリックだけで配信中も簡単に切り替え可能
Zoomで使用したい画面が完成できたら、画面右上の[ストリーミング]をクリックしてライブストリームを開始します。
DemoCreatorを無料ダウンロードしてZoom画面共有をおこなってみましょう。
Step3.Zoomを起動
続いてZoomを起動します。
Step4.Zoom側の設定
DemoCreatorのストリーミングを表示させるため、Zoom側の設定をおこなっていきます。
歯車アイコンの[設定]をクリックし、[ビデオ]タブに移動。
[カメラ]の項目を[DemoCreator Virtual Camera]に変更します。
画面が共有され、DemoCreatorで設定された画面が反映されれば成功です。
Step5.会議を開始
Zoom側の[新規ミーティング]もしくは[参加]から会議を開始しましょう。
③【DemoCreator】Zoom画面共有時に役立つ機能
機能1.美顔加工
DemoCreatorに搭載された高度な美顔加工機能は、整形レベルのビジュアルアップと自然さを両立します。
「加工しています」感は出さずに、かつ印象は上げる、絶妙の調和がとれた機能だと言えるでしょう。
「美“顔”加工」機能のため、肌だけでは無く顎や鼻、目などの細かいパーツもひとつずつ調整が可能です。
ビジネスシーンから、SNS配信まで多くのシーンで役立つ機能と言えるでしょう。
機能2.豊富な背景
DemoCreatorには、動くバーチャル背景が豊富に搭載されています。
オリジナリティの高さと、汎用性の高さが両立されており、非常に使い勝手の良い機能と言えるでしょう。
また、[背景を追加]から画像や動画を追加し、簡単にオリジナルの背景が追加できる点もメリットです。
機能3.ホワイトボード機能&描画ツール
DemoCreatorは、描画ツールを使って共有画面に図形や、テキスト注釈を書き込むことができます。
また、まとまりきらないアイデアなどを書き出す「ブレスト」にも役立つ「オンラインホワイトボード」を使用すれば、アイデア出しと共有が同時に実現できます。
機能4.画面切り替えが便利!
画面の切り替えがワンクリックで自由自在な点も画面共有時に便利な機能の一つです。
例えば、Zoom内臓機能で画面共有場合、ウィンドウ、アプリケーション間での切り替えはできません。
しかし、DemoCreatorであれば、画面共有をおこなう前に共有内容を作り込み、用意、確認ができます。
また、個人情報が記載されている画面が不意に共有されてしまうような事態を未然に防げるでしょう。
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方法2:Zoomの内蔵機能で画面共有する方法
続いて、Zoomの内蔵機能で画面共有をおこなう方法を解説していきます。
内蔵機能を使用する最大のメリットは、追加でソフトをインストールする必要がない点でしょう。
ただし、DemoCreatorの様に様々な画面共有機能が搭載されている訳ではない点がデメリットと言えます。
①画面共有前の準備
画面共有をおこなう前に、まずはいくつか準備しておくべき項目があります。
ひとつずつ見ていきましょう。
Step1.Zoomを最新バージョンにアップデート
Zoomを最新版にアップデートしましょう。
Zoom公式によると、ビデオ会議共有の機能を使用するためには、以下のバージョン以降へのアップデートが必要です。
Zoom デスクトップ クライアント
・Windows: 5.0.0 以降
・macOS: 5.0.0 以降
・Linux: 5.0.0 以降
Zoom モバイルアプリ
・Android: 5.0.0 以降
・iOS: 5.0.0 以降
Zoomのバージョン更新方法は以下の通りです。
Step1.Zoomにサインイン
Step2.右上にあるプロフィール画像をクリック
Step3.更新を確認
Step4.[インストール]をクリック([更新が利用可能]と表示された場合)
Step2.画面共有設定
画面共有について、あらかじめ設定しておく必要も有るでしょう。
設定項目の一覧とおすすめの設定は以下の通りです。
・画面共有時のウィンドウサイズ:「全画面モード」、「共有コンテンツをスケールしてZoomウィンドウにフィットする」「左右表示モード」にそれぞれチェック
・アプリケーションを共有する:「個々のウィンドウを共有する」
・ミーティングで自分の画面を共有する場合:「全ての共有オプションを表示する」
・Zoom Roomに対して直接共有する場合:「デスクトップを自動的に共有する」
また、[詳細]から
「共有コンテンツの周囲に緑色のボーダーを表示する」
「ビデオ共有」
にそれぞれチェックが入っていることを確認しましょう。
②【Zoom内蔵機能】画面共有の方法
Zoomの内蔵機能を使って画面共有をおこなう方法について見ていきましょう。
ちなみに、Zoom内蔵機能の場合、共有できる項目はおもに以下の4点です。
・デスクトップ
・アプリケーション
・ホワイトボード
・iPhone or iPad
今回は使用する可能性が高い、アプリケーション画面を共有する方法について紹介していきます。
Step1.Zoomミーティングを開始
Zoomでミーティングを開始します。
※画面共有機能はホストの許可が必要です。自分がホストでないミーティングの場合は、ホストから画面共有の許可をしてもらってください。
Step2.画面共有を選択
画面下部のメニュー内にある[画面共有]をクリックしましょう。
すると、現在画面共有可能なウインドウの選択肢が表示されます。
Step3.画面共有
今回は[Google Chrome]を選択、[共有]をクリックします。
また、音声も共有する場合はメニュー左下の[サウンドを共有]にもチェックしてください。
Step4.共有の停止
画面共有を終了する場合は[共有の停止]をクリックしましょう。
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Part3.Zoomで画面共有がうまくいかない時の原因と対策
Zoomで画面共有ができない場合、よくある原因は以下の3つです。
原因1.セキュリティ設定の問題
原因2.Zoomのバージョンが古い
原因3.PC側の設定
それぞれ解決策とともに見ていきます。
原因1.セキュリティ設定の問題
ホスト側のセキュリティ設定で「次のことを参加者全員に許可」という項目があり、「画面共有」に関しても参加者全員に許可することができます。
裏を返せば、ホスト側が許可していないケースでは、参加者は画面共有ができません。
また問題は、こういった設定や許可の方法をホスト側も知らないケースがあることです。
解決策として、画面共有が必要な場合はホスト側にメニュー画面下部[セキュリティ設定]から[次のことを参加者全員に許可]内、[画面共有]にチェックを入れてくれる様に求めましょう。
また、ホストの許可が取れない場合は、DemoCreatorのように、無許可でも画面共有ができるサードパーティソフトを使用する方法がおすすめです。
原因2. Zoomのバージョンが古い
先述の通りですが、Zoomのバージョンが古い場合も、画面共有機能が使用できないケースがあります。
この場合はZoomのバージョンをアップデートする必要があるでしょう。
また、何らかの理由でそのままのバージョンを使用したい場合は、DemoCreatorのプレゼンテーションモードを使用して画面共有をおこなうのがおすすめです。
原因3. PC側の設定
Macを使用しているユーザーの場合、PC側のセキュリティ設定が原因で画面共有がおこなえない場合があります。
判別方法として、[画面共有]をクリックした際に[!]が表示された場合がこのケースに該当します。
解決策として、macの環境設定から、[セキュリティとプライバシー]>[アクセシビリティ]に移動し、Zoomアプリにチェックを入れ、Zoomアプリを再起動してください。
まとめ:Zoomの画面共有を使いこなして更に質の高いミーティングを!
この記事ではZoomを通じて画面共有する方法について、2つの方法を紹介しました。
どちらの方法にもメリットデメリットがあるため、この記事を参考に是非自分に合った方法を選んでZoomミーティングをより質の高いものにしてください。
また、DemoCreatorは画面共有ができるプレゼンテーション機能の他にも、高度な画面録画機能や動画編集機能が搭載されています。
無料版でも便利さが充分理解できるはずですので、興味のある方は是非一度インストールして実際に使ってみてくださいね。
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