iPhoneの画面をパソコンに映す方法を徹底解説!WindowsとMacに対応可能
iPhone画面をパソコンに映し出せば、iPhoneに保存されている写真を大きい画面で見たり、アプリ操作画面をパソコンで確認したりできます。
今回は、iPhone画面をパソコンに映す方法を解説。MacだけでなくWindows 10/11に有線/無線でミラーリングする方法まで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.iPhoneの画面はパソコンに映せる?
iPhone画面をパソコンに映すとは、iPhoneの画面に表示されている内容(アプリ、写真、動画、操作など)を、パソコンの画面にもリアルタイムで表示することを指します。これを一般的に「画面ミラーリング」と呼びます。
また、iPhone画面をパソコンに映すことで、大きな画面でiPhoneの動画や資料を確認できるだけでなく、ゲームアプリのプレイ映像を録画・配信したりすることもできるようになります。
なお、iPhoneの画面をパソコンに映す方法は2つあります。それは、HDMIケーブルといった有線で接続する方法と、AirPlayといった無線で接続する方法です。
それぞれの方法には下記のような違いがあります。
安定性 |
高 |
平均的 |
難易度 |
低 |
やや高 |
料金目安 |
数千円(HDMIケーブルと変換アダプタなど) |
無料 |
WiFi接続 |
不要 |
必要 |
遅延 |
なし |
時々発生する |
無劣化伝送 |
可能 |
可能 |
メリット |
・通信が安定する ・WiFiがなくてもできる |
・iPhoneとMacなら数クリックで簡単にできる、追加ツールも必要なし |
デメリット |
・HDMIケーブルを別途購入する必要がある |
・画質・音質がWiFi環境に依存する、バッテリーを激しく消耗する |
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2.「有線」iPhoneの画面をWindowsとMacのパソコンに映す方法
ここでは、有線でiPhone画面をWindows/Macのパソコンに映し出す方法を解説します。
①有線でiPhoneとパソコンを接続するに必要な機材
iPhoneをWindowsもしくはMacに有線でパソコンに接続するには、
- HDMIケーブル
- 変換アダプタ
の2つが必要です。
iPhoneはLightningコネクタを搭載しているためLightning – Digital AVアダプタを使用します。
②HMDIケーブルでiPhoneの画面をパソコンに映す方法
HDMIの「入力」に対応しているパソコンでHDMIケーブルを使ってiPhone画面をパソコンに映す方法は下記の通りです。
- iPhoneに変換アダプタとHDMIケーブルを接続する
- HDMIケーブルの反対側の端子をパソコンに接続する
- パソコンの入力先をHDMIに指定し、iPhoneのロック画面を解除する
豆知識:UBS接続でiPhone画面がパソコンに映されないのはなぜ?
原因として考えられるのは、HDMIケーブルが出力にしか対応していないことです。
出力端子にHDMIケーブルを挿してもiPhone画面をパソコンに送り込むことはできません。
③HMDIケーブルでiPhoneをパソコンと接続する時の注意事項
注意事項1:変換アダプタ純正でないとiPhoneを損傷させる可能性も
Lightning端子対応のアダプタはサードパーティ製の商品も販売されていますが、なるべくApple純正のLightning – Digital AVアダプタを使いましょう。
非正規品はAppleの定める品質基準を満たしていない可能性があり、iPhone本体を損傷させる恐れがあるためです。
また、Lightning – Digital AVアダプタは最高1080pの画質に対応しており、品質を重視したい方にもおすすめできます。
注意事項2:ノートパソコンに映し出すには専用アプリが必要
原則、iPhoneをHDMIケーブルに接続してノートPCに映すことはできません。
iPhone画面を映し出すには、HDMIの「入力」に対応したパソコンモニターが必要であるものの、ノートPCのほとんどはHDMIの入力に対応していないからです。
そのため、ノートPCでiPhone画面をパソコンに接続したい場合は、iPhone画面のミラーリングに対応した機能を搭載した専用アプリを利用する必要があります。
3.「無線」iPhoneの画面をパソコンに映す方法!WindowsとMacそれぞれ解説
続いては、iPhoneの画面を無線でWinとMacのパソコンに映し出す方法を解説していきます。
なお、無線での場合は、MacとWindowsで方法が異なります。ここでは、それぞれの方法を詳しくみていきましょう。
①「AirPlay」でiPhoneの画面をMacにミラーリングする方法
AirPlayとは、Apple製品同士を同じWiFiに接続して画面共有する機能のことです。
それぞれのApple製品にミラーリングのレシーバー機能が搭載されていますので、iPhoneとMacであれば追加のソフトをインストールすることなくiPhone画面をMacにミラーリングできます。
一方、Windows 10やWindows 11に対応していない点はデメリットだといえるでしょう。また、AirPlayはネットワークプロトコルを採用しているため、WiFiが不安定だとラグが発生したり映像がカクついたりすることがあります。
AirPlayが利用できるのはmacOS 12 Monterey以降のバージョンですので、2017年以前のMacをお使いの方はミラーリング機能が利用できない可能性があります。
AirPlayを使ってiPhone画面をMacにミラーリングする方法は下記の通りです。
ステップ1:Macの「システム環境設定」より「一般>AirdropとHandoff」を開き「AirPlayレシーバー」をオンにする
ステップ2:iPhoneのコントロールセンターで「画面ミラーリング」のアイコンをタップする
ステップ3:ミラーリングするデバイスを選択する
ステップ4:ミラーリングアイコンが点滅しているのを確認する
そうすると、iPhoneのミラーリングアイコンが点滅し、iPhoneの画面もMacに反映されます
ステップ5:「ミラーリングを停止」で接続を停止する
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②LetsViewを使ってiPhoneの画面をWindowsパソコンに映す方法
Windows 10やWindows 11といったWindowsパソコンにiPhone画面を映し出す場合は、ミラーリングアプリが必要です。
中でもおすすめのミラーリングアプリは「LetsView」となります。本アプリを使えば、OSをまたいでWiFi経由で映像や画像を共有できます。
LetsViewは高画質でiPhone画面をWindowsに映せるだけでなく、ラグの発生もほとんどありません。
また、Androidスマホをパソコンにミラーリングする機能と2台目のデバイスを拡張画面としてミラーリングする機能は有料版にアップグレードしないと使えないので注意してください。
LetsViewを使ってiPhone画面をMacにミラーリングする方法は下記の通りです。
事前にiPhoneとWindowsでそれぞれLetsViewのアプリを入れておきましょう。
ステップ1:iPhoneにLetsViewアプリをインストールし、WindowsにLetsViewソフトをインストールする
ステップ2:WindowsでLetsViewを開いた状態でiPhoneアプリでLetsViewを開いたら右上のスキャンアイコンをクリックする
Windows版LetsViewに表示されているQRコードをiphoneで読み込みます。
ステップ3:「ブロードキャストを開始」をクリックする
「ブロードキャストを開始」をクリックすると、iPhone画面がWindowsのパソコンに反映されます。
ステップ4:ミラーリングを停止するときはiPhoneアプリで「接続を切る」>「同意する」から切断する
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4.パソコンに映ったiPhone画面を録画&配信するならDemoCreatorがおすすめ!
これまではiPhone画面をWindowとMacのパソコンに映す方法をパタン別に紹介しております。パソコンに映ったiPhone画面を録画&配信したい場合は、DemoCreatorがおすすめします。
DemoCreatorは録画や動画編集、ライブ配信、動画変換などが行えるパソコン向けオールインワンソフトです。
多彩な機能からは想像がつかないほどシンプルなインターフェースなので、初心者の方でも簡単に使いこなすことができます。
ソフトの動作も軽快で安定しており、長時間の録画にも対応可能です。
-4K&120fpsの高画質録画に対応!iPhoneの画面を長時間・高品質に記録できる
DemoCreatorなら画質と音質を選択できるだけでなく、4Kの画質かつ120fpsのフレームレートを選択できます。また、大きくなりがちな録画ファイルをストレージを気にすることなく保存できる点もDemoCreatorの魅力。
iPhone画面録画ファイルはパソコンに保存されるため、高品質かつ長時間の大きなファイルでもストレージを気にすることなく保存できます。
-Mac版にはiPhone録画専用モードあり
DemoCreatorはWindowsでもMacでも使うことができますが、Mac版のDemoCreatorにはiPhone画面をUSB接続でミラーリングし録画できる機能が搭載されています。
USBで接続してiOS録画モードを選択するだけで録画を開始できますので、誰でも簡単に使用できるでしょう。
無線ではなく有線接続なのでミラーリングも安定して行えます。
-iPhone画面録画だけでなく高度な動画編集もできる
iPhone画面をミラーリングして録画したあと、本格的な編集を行うこともできます。
iPhoneアプリの操作手順のチュートリアル動画を作成したり、写真アプリに保存されている複数の動画をつなげたり、さまざまなシーンで役立つでしょう。
DemoCreatorを使ってパソコンでiPhone画面を録画する方法
続いては、DemoCreatorを使ってパソコンでiPhone画面を録画する方法を紹介します。WindowsとMacでは操作手順が異なるため、それぞれのOSごとに分けて解説します。
iPhone画面をWindowsに映してDemoCreatorで録画する方法
Windowsに映して録画する場合は、ミラーリングアプリを使ってiPhoneの映像をWindowsに映し、Democreatorで録画します。
今回はLonelyScreenというアプリを使う方法をみていきましょう。
ステップ1:WindowsでLonelyScreenを起動したらiPhoneのコントロールセンターにある「画面ミラーリング」からLonelyScreenをタップする
ステップ2:WindowsでDemoCreatorを起動し画面録画設定を行う
ステップ3:録画ボタンをクリックしてiPhone画面録画を開始/停止する
ステップ4 : 必要であれば編集して動画を保存する
iPhone画面をMacに映してDemoCreatorで録画する方法
Macに映す場合はMac版Democreatorに搭載されている「iOS録画機能」を使用すると便利です。
下記の手順でiPhoneの画面を映し出し録画していきます。
ステップ1:iPhoneとMacをUSBで接続したら、DemoCreatorの「iOS録画機能」を開く
通常、iPhoneの画面は自動的にDemoCreatorに読み込まれます。
また、読み込みがスムーズに行われるよう、ポップアップが表示された場合は、Mac側で「許可」を選択してください。
ステップ2:iPhone画面録画を開始し、「■」ボタンをクリックしてiPhone画面録画を停止する
ステップ3:プレビュー画面からiPhone録画ファイルを保存する
5.iPhone画面をパソコンに映す方法に関するよくある質問
質問1:iPhoneの写真アプリをパソコンに映すことはできますか?
可能です。本記事で紹介したHDMIケーブルを使う方法、AirPlayやサードパーティ製ミラーリングアプリを使う方法などがあります。
また、ファイル共有サービスであるiCloudを使って写真アプリのファイルを同期させて映し出す(共有する)ことも可能です。
質問2:ミラーリングアプリを使わずにiPhone画面をパソコンに映すには?
Macに映し出すのであればAirPlayを使えば問題ありません。
HDMIケーブルの出力に対応しているWindowsパソコンの場合はHDMIケーブルでiPhoneとパソコンを接続することでミラーリングができます。
質問3:LonelyScreenでiPhone画面をパソコンに映してそのまま録画できる?
LonelyScreenにはミラーリング機能だけでなく録画機能も搭載されています。ただし、録画機能は最低限に留まっており、画質や音質の設定を行うことができません。また、Windows 11もサポートしていないため注意が必要です。
まとめ : iPhone画面をパソコンに映して役立てよう
今回はiPhone画面をパソコンに映す方法を有線/無線、Winaodws/Macといったパターン別に解説しました。ぜひ活用ください。
また、iPhone画面をMacパソコンにミラーリングしてそのまま録画したい場合はDemoCreatorを使いましょう。
DemoCreatorのiOS録画機能を使えば、iPhone画面を高画質で映し出し動画編集やYouTube/TikTokなどへのアップロードもノンストップで行えます!
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