LonelyScreenとは?iPhone/iPad画面をPCで録画する方法を解説
近年、ゲーム実況などの需要と合わさって需要が伸びているのが、スマートフォンのミラーリングです。Android・iPhone問わずに様々なスマートフォンで、その画面をPC上に写しだし録画する方法が流行ってきています。
スマートフォンの画面をミラーリングすることで、スマートフォン向けゲームはもちろん、アプリの解説やスマートフォンそのものの使い方講座といった動画を作ることが可能です。
今回はそんなミラーリングアプリの中でもiPhone・iPad対応の「LonelyScreen」について解説します。
1、LonelyScreenとは?
LonelyScreenは、iPhone・iPadに標準搭載されている「AirPlay」の機能を使ってパソコンの画面上にiPhone・iPadの画面を表示・録画することができるフリーソフトです。日本語に対応していないため少しハードルが高いように感じられますが、使い方は簡単なため誰でもすぐに使いこなせるでしょう。WindowsとMacの両方で使えるため、公式サイトからダウンロードすればOKです。
ただしミラーリングするにはWi-Fi回線が必要となっています。特にiPhone・iPadとパソコンのネットワーク環境が同じでなければならないため、LTEや4Gなどの場合はWi-Fiに接続しなおしてください。またパソコンがWi-Fiできない場合はミラーリングができません。
LonelyScreenには無料版と有料版がありますが、無料版でもずっと使い続けられます。ただ無料版を起動すると最初に必ずメッセージが表示されるのに加え、8分おきに再表示されるため無料版のまま使い続けるのはあまり現実的ではありません。そのため、メインで使うのなら年額14.95ドルのライセンス購入をする必要があります。
2、LonelyScreenの使い方
本項目ではLonelyScreenの使い方を解説します。
大前提として、LonelyScreenはiPhone・iPadのみにしか対応してないためAndroidの方は使えません。
その上でLonelyScreenを使う前にまずiPhone・iPad側で以下の設定をしておくことをオススメします。
- iPhone・iPadを「おやすみモード」にする
- iPhone・iPadの音量を上げておく(0だとパソコンから音が出ない)
- マナーモードを解除する
- ゲームを録画する場合、ゲーム音はパソコンから出る
おやすみモードにする理由は単純で、ミラーリング中に通知が画面に映らないようにするためです。プライベートな通知は見られたくないものですよね。
またLonelyScreenを使うと音がパソコンから出ますが、iPhone・iPad側で音量を0にしているとパソコンでいくら音を上げても出ません。必ずiPhone・iPad側の音量を上げておきましょう。
その際iPhone・iPadの操作はLonelyScreenで行えないため本体で行ってくださいね。
以上を踏まえた上で、さっそくLonelyScreenを使ってみましょう!
Step1.LonelyScreenを起動する
Step2.iPhone・iPad側でコントロールセンターを開き、「画面ミラーリング」をタップ
Step3.「LonelyScreen」をタップ
Step4.パソコンにiPhone・iPadの画面が映り、音がパソコンから出ているかを確認
Step5.LonelyScreenの画面右下にある三角マークをクリック
Step6.表示された「録画ボタン」をクリック
以上で完了です。非常に簡単操作でミラーリングできます。
ここで注意していきたいのが、LonelyScreenでは自分の声を録音できないことです。例えばゲーム実況や解説の録画を行う場合、どれだけ喋ってもゲームの音声しか録音されません。そのため、別のソフトを起動して音声を録音する必要があります。
3、PC画面を録画するなら画面録画ソフト-Wondershare DemoCreator
LonelyScreenはミラーリングが優秀すぎる分、どうしても音声の録画が別ソフト必須という点がネックでした。それを一気に解決してくれるのがWondershare DemoCreatorです。
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Wondershare DemoCreatorは画面録画と動画編集の機能を搭載したソフトで、誰でも簡単に使えるのが大きな特徴となっています。iPhone・iPadの画面をミラーリングして録画した動画を撮影し、そのまますぐに編集が可能なのです。
起動してすぐに画面録画機能のUIが表示されるため画面録画に特化しているようにも感じられますが、そうではありません。動画編集にも全く手を抜いておらず、簡単操作でプロ並みの映像を編集できてしまいます。映像と音声を別々に編集可能なのはもちろん、グリーンススクリーンやトランジション、ズーム&パンにAI顔認証と動画編集において欲しい機能が揃っています。特にゲーム実況をするのなら困ることは無いといっていいでしょう。
何よりも一番良いポイントが、画面録画終了後シームレスに動画編集へと移行できる点です。複数のソフトを起動しなくてもいいためパソコンへの負担が少なく、撮影中に思いついたことをすぐに編集へ反映できるため動画作成がしやすくなっています。
使いやすいPC画面録画ソフト‐Wondershare DemoCreator
撮影自体も以下の手順で簡単にできます。
Step1.LonelyScreenを起動しミラーリングを完了する
Step2.Wondershare DemoCreatorを起動する
Step3.メニューから「PC画面録画」をクリック
Step4.「録画範囲」をクリックして「録画エリアを指定」を選び、LonelyScreenで録画したい範囲にサイズを合わせる
Step5.「システムオーディオ」が録画したい音を認識しているかチェック
Step6.「マイクロフォン」が録音するマイクを認識しているかチェック
Step7.メニュー右の「REC」をクリック
以上で完了です。
終了する場合は、「録画終了」ボタンをクリックしましょう。録画が終わるとすぐに編集画面に進めますよ。
注意点として、パソコンから音声を流す場合、なるべくイヤホンをすることをオススメします。
マイクがパソコンからの音を拾ってしまった場合、システムで録音している音声とマイクから拾った音声がダブって録音されてしまうため非常に聞き取りにくくなってしまいます。そのためなるべくイヤホンをしてマイクが録画する画面の音声を拾わないように工夫しましょう。
サウンドミキサーがあるのならそれを使うのもオススメです。
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4、LonelyScreen使い方まとめ
LonelyScreenは誰でも簡単にiPhone・iPadの画面をパソコンにミラーリングできるソフトです。Wi-Fi環境下でなければ使えませんが、Windows・MacとOSを選ばずに使えるのが魅力となっています。無料版でも期限なく使えますが、8分に一度ライセンス購入を勧められるためなるべく購入する方が良いでしょう。
ミラーリングした画面をそのまま録画もできますが、自分の音声を録画することはできません。そんな時はWondershare DemoCreatorを使えば、画面の録画と音声の録音の両方を一気にできます。ソフトを変えずにそのまま録画した動画を編集できてしまうので、ストレスなくクオリティの高い動画の作成が可能です。
iPhone・iPadの画面を録画して動画を作成したいと考えている方は、ぜひ一度Wondershare DemoCreatorを使ってみてくださいね。
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