iPhone録音アプリおすすめ8選!「無料・有料」アプリの選び方も解説
iPhoneで使える録音アプリは、無料のものから有料のものまで複数リリースされているため、どれを選んだらよいか分からない方も多いでしょう。
「無料だから」という理由で選んで、品質が悪かったりセキュリティが下がったりしてしまう事態は避けたいですよね?
今回は、品質・機能・安全性という3つのポイントで選んだ、おすすめのiPhone録音アプリを紹介します。
1.iPhone録音アプリとは?
録音アプリは、ボイスや音楽、周囲の環境音などをデジタル形式で録音するアプリケーションです、会議の議事録やインタビュー、ボイスメモ、語学学習などさまざまなシーンで活用できます。
録音アプリを使えばパソコンで文字を打ったり紙に書いたりするよりも、手軽に情報を記録できます。WAVやAACといったファイルとして保存できますので、情報の共有も容易です。
iPhoneの録音アプリは、そのほとんどが内部音声・外部音声の双方を録音できますが、通話の録音はできません。これはiPhoneが通話録音を検知してブロックする仕様となっているためです。
また、ICレコーダーも録音アプリと同じように音声の録音ができますが、ICレコーダーが記録するのはその場の音声やマイク音などの外部音声のみで、iPhoneから出力される内部音声の録音はできません。
なお、録音アプリのように録音してそのままクラウドにアップすることもできませんので注意してください。
2.iPhone録音アプリを選ぶポイント
ここでは、iPhone録音アプリを選ぶ際の5つのポイントを解説します。
①録音品質で選ぶ
録音アプリにとっては録音品質を重視することは非常に重要です。
録音品質が低い場合は、重要な情報を聞き取れない可能性があります。また、録音品質はサンプリングレートやビットレート、マイク対応にかかわっています。
そのため、iPhone用録音アプリを選ぶ際は、サンプルレートやビットレートなどを確認しましょう。
また、高品質の録音を無料で行えるのか、もしくは高品質録音の場合は有料になるのか、それも確認したいポイントです。
②保存形式で選ぶ
iPhone録音アプリの保存形式はM4Aが多いですが、MP3やWAV、AACなど複数の形式が選べるものもあります。
データを軽くしたいならMP3、音質を重視したいならWAV、など目的と対応形式が合っているか確認しましょう。
③バックグラウンド録音機能の有無で選ぶ
iPhoneで長時間録音を行う場合は、アプリを閉じても録音ができるバックグラウンド機能があると便利です。
バックグラウンド機能があれば別の操作を行いながら録音ができます。
④編集機能の有無で選ぶ
編集機能の有無もしっかり確認しましょう。iPhone録音アプリに編集機能が備わっていると、録音したデータをより効果的に活用できるようになります。
基本はトリミングやカットなどですが、中には文字起こし内容の編集や再生速度の変更が行える場合もあります。
⑤無料か有料かで選ぶ
また、録音アプリの価格も重要です。無料アプリでも広告の削除や高品質出力には有料版へのアップグレードを求められることも。
有料版の場合もサブスクリプション型なのか買い切りなのかチェックしましょう。
おすすめのPC録音ソフト「DemoCreator」
・最大48000Hzと320kbpsでの録音に対応している
・録音ファイルをMP3とM4Aとして保存可能
・豊富なオーディオ編集機能標準搭載
・無料版でも無制限の長時間録音
3.iPhoneで使える無料の録音アプリ5選!
ここでは、無料でほとんどすべての機能が使えるiPhone向け録音アプリを紹介します。有料版を提供するものもありますが、録音機能を制限するものではありません。
① iPhone標準搭載の録音機能「ボイスメモ」
「ボイスメモ」はiPhoneに標準で搭載されている録音アプリです。ボイス録音以外、再生速度の変更や無音をスキップ、録音補正などの編集を行うこともできます。
デフォルトで搭載されているアプリなのでインストールの必要がない点や無料かつ無制限で録音ができる点はメリットですが、最低限の編集機能しか搭載していない点や内部音声を録音することができない点はデメリットです。
録音した音声はM4Aとして保存され、バックグラウンドでの録音もできます。
無料で使える安全な録音アプリをお探しの方は試してみてください。
関連人気記事:【iPhone】ボイスメモの便利な使い方/メリット/デメリット/文字起こしの方法を徹底解説!録音がバレない方法も紹介
②iPhoneで高音質な録音が行えるアプリ「PCM録音」
「PCM録音」は無料ですべての機能が使える録音アプリで、シンプルなインターフェースを備えています。
出力形式はWAVとM4Aで、AACに変換することもできます。オーディオ信号を圧縮することなくアナログからデジタルに変換するPCM技術を採用していますので、CDと同レベルの音質を実現できます。
そのため、シンプルかつ高音質で録音できるiPhoneアプリをお探しの方には「PCM録音」をお勧めします。
基本的な機能は無料で、バッテリーとストレージが許す限りは何時間でも録音ができますが、広告をカットするには700円の有料版へアップグレードする必要がある点はデメリットだと言えるでしょう。
また、録音の途中で着信があったり別のアプリを開いたりすると録音にエラーが生じるという事例も報告されています。
関連人気記事:PCM録音の使い方!録音や保存・共有方法のまとめ!iPhoneとAndroidどちらも対応
③ MP3/320kbpsでの録音に対応しているiPhoneアプリ「ディクタフォン」
「ディクタフォン」は、48080Hz/320kbpsといった最高音質での録音に対応しているiPhone録音フリーアプリです。出力形式はMP3またはWAVで、録音時間無制限で録音ができます。
Bluetoothや有線で繋がれた外部マイクの音を録音することができ、バックグラウンド再生も可能です。
録音ファイルをiCloudと同期したり再生速度を変換したりするには有料版へのアップグレードが必要ですが、基本的な録音機能は全て無料で使うことができます。
一方、アプリが突然落ちてしまったりBluetoothイヤホンとの接続がうまくいかなかったりといった口コミもあります。使用際はご注意ください。
④ 文字起こし機能搭載のiPhone用録音アプリ「Digipom簡単ボイスレコーダー」
「Digipom簡単ボイスレコーダー」は、録音・編集・文字起こしが無料で行える録音アプリです。編集機能では、ファイルのカットとトリミングが行えます。
ファイルのライブラリから「文書変換」を選択すれば、録音した音声を文字起こしすることができ、文書をテキストファイルとして保存できます。
対応ファイル形式は、WAV、M4A、AACの3つ。録音音声はクリアで、余計な雑音が入ることもありません。
一方、5分以上の録音の文字起こしをするには300円が、アプリのスキンを変更するには100円がかかる点はデメリットです。
⑤ 動きが軽快な録音アプリ「Studio Zebraボイスレコーダー」
「Studio Zebraのボイスレコーダー」は、これ以上ないくらいシンプルかつ動きが軽快なiPhone録音アプリです。
一般的な録音アプリでは、録音をストップしてから保存するか再録音するかの選択を行いますが、本アプリの場合は「録音の停止=保存」なのでアクションが少なくて済みます。
また、バックグラウンド再生にも対応。保存形式はWAVで、再生位置と再生スピードをバーで視覚的に調整できます。リピート再生をオンにすれば同じファイルを自動で繰り返し再生することも可能です。
アプリは無料で有料版の提供はありません。画面上部3分の1近くのスペースに広告が表示されている点はデメリットですが、動線に沿ってポップアップが表示されるようなことはないので安心して利用できます。
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4.おすすめのiPhone向け有料録音アプリ3選!
ここでは、iPhone向けの有料録音アプリを3つみていきましょう。有料アプリは機能が充実しており、安全性も高くなります。課金をしても機能性と安全性を重視したい方はぜひ参考にしてください。
① 高品質な録音と高精度な文字起こしができる「Notta」
「Notta」は精度の高い文字起こしができる録音アプリです。
無料版では月に120分まで文字起こしができますが、データのエクスポートは有料版(月額2200円)に加入しないと行えないため、実質有料アプリだといえるでしょう。また、有料版を購入すると、無音スキップや倍速再生、話者の設定、自動文章校正機能などが利用できます。
音声だけをWAVとして保存することもできますし、文字起こし結果をTXTやPDF、DOCXなどで保存することもできます。AIによる内容の要約やNotionとの連携機能などもあり、個人利用はもちろんのこと、ビジネス利用にも対応できます。
② 日本語の文字起こし精度が高いiPhone用録音アプリ「Just Press Record」
「Just Press Record」は買い切り700円の録音・文字起こしアプリです。iPhoneやiPadに対応しているだけでなく、Apple WatchやSiriを使った起動にも対応しています。録音データはM4Aで、録音音声を文字起こしすることも可能です。
録音機能は700円という有料価格を裏切らないクオリティですが、文字起こしの際に句読点が入らない場合があるところは注意が必要です。
また、録音と同時に文字起こしができないので、長い録音の場合は文字起こしに時間がかかります。
③ 高機能なボイス録音アプリ「ALON Dictaphone」
「ALON Dictaphone」はマイクの感度を調整できプロ並みの品質で録音が行えるレコーダーアプリです。
価格は買い切り700円で、録音品質を48000 Hz/320kbpsまで選択できます。カット、トリミング、結合など編集機能も充実しており、保存形式はMP3またはWAVから選択できます。
惜しいのは、インターフェースがやや複雑なところ。行いたい操作に辿り着くまでの動線が複雑なので、途中で迷ってしまうことがあります。
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5.iPhone録音アプリのよくある質問
これまでiPhone向けの録音アプリを紹介してきました。ここからは、iPhone録音アプリに関するよくある質問に回答していきます。
質問1:iPhone録音アプリで通話を録音するのは違法ですか?
日本における法律では、会話の当事者以外による無断録音および会話の当事者による無断録音は違法ではありません。
また、通話録音を行う際は、個人情報保護法の規定にも注意を払う必要があります。
特に、録音した通話内容に個人情報が含まれる場合、その取り扱いには十分な注意が必要です。
ただしアメリカでは通話の録音が違法になるため、iPhoneでは一切通話の録音ができなくなっています。
質問2:iPhoneのボイスメモは1時間以上録音できますか?
できます。ただし、バッテリー残量と利用可能なストレージ容量によって録音できる時間が異なりますので注意しましょう。
また、ボイスメモはバックグラウンド再生に対応しているため、途中でアプリを閉じても録音を続けることができます。
質問3:iPhoneのボイスメモで文字起こしをする方法は?
ボイスメモには文字起こし機能がないため、外部ツールを使う必要があります。
ボイスメモで録音をしながら文字起こしアプリを起動して文字起こしをする、ボイスメモで録音をしながらGoogleドキュメントを開き音声入力機能を使って文字起こしをする、などの方法があります。
6.PCで録音と編集を行うならDemoCreatorがおすすめ!
iPhoneの録音アプリには詳細な編集ができるものもありますが、やはりPCソフトには敵いません。
録音だけでなく録画も行いたい、AIを使った高度な編集が行いたい、そんな方には【DemoCreator】をおすすめします。
DemoCreatorは世界的ソフトウェアメーカーワンダーシェアー社が提供する録音・録画・編集ができる多機能なソフトです。
PCで操作しますので、長時間の録音もストレージを気にせずに行えるでしょう。多機能でありながら、表面上はシンプルなインターフェースとなっており、クリックを繰り返すことなく直感的に思い描いている操作を行うことができます。
また、保存時に音声のサンプルレートやビットレートを自由に設定できるため、高音質録音を行いたい方にも最適。保存形式はM4AとMP3から選べます。
それ以外、カットやボイスチェンジャー、ノイズ除去、AI文字起こし機能、AIボーカルリムーバなど、さまざまなオーディオ編集を行うこともできますので、録音ソフトとしてだけでなく、編集ソフトとしても優秀です。
しかも無料体験版でも録音が無制限で可能なうえ、基本的なオーディオ編集機能も利用できます。コストを抑えたい方に最適です。ぜひ無料体験版をダウンロードして音声録音を始まりましょう。
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まとめ : iPhone録音アプリは品質と機能で選びましょう
今回はiPhoneのおすすめ録音アプリを紹介しました。iPhone向けアプリは無料で高品質な録音ができるものが数多くリリースされています。有料アプリを利用すれば文字起こし機能や編集機能などさらに素晴らしい機能を利用できるでしょう。
高音質な録音を行いたい、オーディオ編集をして品質を向上させたい、こんな方はDemoCreatorをお使いください。音質を重視したり編集してカスタマイズしたりできるため、録音の一歩先の作業が行えます。
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