【PC・スマホ】写真や画像を動画にするソフト・アプリ

画像や写真を動画にする必要性
動画は現在多くの場面で使われており、ビジネスの場面や日常生活でも動画は重要なツールとなります。写真や画像を動画にすることで、静止画では伝え切れない内容を伝えることが可能となります。また、動画は音により情報を伝えることができ、静止画より多くの情報を伝えることができます。さらに、動画に感銘を受けた視聴者が、動画をシェアすることもあり、動画は高い拡張性がると言えます。
動画作成と聞くと、一見敷居が高いイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、ソフト・アプリを使用すると、動画作成はとても簡単にできます。この記事は、ソフト・アプリを使用し動画作成をする際に役に立つ情報をご提供します。
1.写真・画像を動画にするソフト4選
おすすめの写真・画像を動画にするソフトとして次の4つのソフトを上げます。
・Wondershare DemoCreator
・Wondershare Filmora
・Adobe Premiere Elements
・CyberLink PowerDirector
次に、それぞれの動画作成ソフトの特徴、機能、メリット等を見て行きます。
<Wondershare DemoCreator>
Wondershare DemoCreatorは、写真・画像を簡単に動画編集できます。また、動画編集に加え画面録画が可能なソフトです。さらに、DemoCreatorはWEBカメラとも連携できます。このように単なる動画編集の用途だけでなく、幅広い用途で活用できます。このようにDemoCreatorは、使い方次第で動画作成の可能性を大きく広げていくことが出来ます。
Wondershare DemoCreatorの動画編集機能では、写真・画像をドラッグ&ドロップのように視覚的な操作でタイムラインに追加出来ます。画面上の簡単な操作で動画編集が出来て、動画エクスポートもGUI操作で全て可能です。DemoCreatorの画面録画機能では、リアルタイムに画面を描画し、PC画面やウェブカメラを録画できます。
Wondershare DemoCreatorで、写真を動画にしてみましたが、動画にした結果は高いクオリティでした。 DemoCreatorを使った写真を動画にする方法について、スクリーンキャプチャを交えて説明します。
(1) Wondershare DemoCreatorのホームより「動画編集」をクリックします。
(2)「+」のボタンをクリックして、「メディアファイルをインポートする」をクリックします。直接メディアファイルをDemoCreatorの画面にドラッグ&ドロップすることでも、インポートは可能です。
(3)写真をインポートします。インポートした写真が動画の基素材となります。
(4)写真をドラッグ&ドロップでタイムラインに追加します。編集画面で、再生時間の編集やクロップ以外に、写真にトランジションやフィルター、アニメーションをかけたりすることができるし、BGMやタイトルを加えることも可能です。編集後、「エクスポート」ボタンを押します。
(5)フォーマットでMP4を選択します。また、解像度やフレームレートは任意の値を選択します。調整が完了したら、「エクスポート」ボタンを押します。エクスポートが完了したら、保存先で選んだパスにMP4ファイルがエクスポートされます。
以上がDemoCreatorを使った静止画を動画に作成する手順となります。操作は全てDemoCreatorの画面上で行え、簡単に操作できたと思います。このようにDemoCreatorを使用すると簡単に動画が作成できます。
写真や画像を動画にする方法
< Wondershare Filmora>
Filmoraの特徴は、Wondershareから販売されている動画編集専門のソフトであることです。機能について、動画編集専門なので、画面録画機能等はありません。メリットは高度な動画編集ができることが上げられます。
Filmoraを使った動画作成の手順について、スクリーンキャプチャを交えて説明します。
(1)新しいプロジェクトを押します。
(2)次のように新しいプロジェクトが開きます。
(3)写真をドラッグ&ドロップします。
(4) 写真をドラッグ&ドロップでタイムラインに追加し設定後、「エクスポート」ボタンを押します。
(5) MP4を選択します。また、解像度やフレームレートは任意の値を選択します。調整が完了したら、「エクスポート」ボタンを押します。エクスポートが完了したら、保存先で選んだパスにMP4ファイルがエクスポートされます。
< Adobe Premiere Elements >
Adobe Premiere Elementsの特徴は、色を自動補正できる等クオリティの高い動画を生むための仕組みが優れている点です。機能としてAIツールを使うことも可能です。メリットは動画編集に必要な機能は一通りあるので、通常の動画編集について問題無く行える点です。使いやすい画面操作に従って操作することで、簡単に動画が作成できます。
Adobe Premiere Elementsの使い方について、写真を動画にする手順で説明します。Adobe Premiere Elementsの起動後、プロジェクトに写真を開き、写真をタイムラインにドラッグ&ドロップし、タイムライン上で編集します。編集が終わったら、完了ボタンを押して完了です。
< CyberLink PowerDirector>
CyberLink PowerDirectorの特徴は、思い通りの動画を作ることができる点です。機能として動画の作成はもちろんのこと、その延長線上にある映画の作成も可能です。メリットとしては初心者でも高いクオリティの動画が作成できる点があげられます。
CyberLink PowerDirectorを使った動画作成の手順について、スクリーンキャプチャを交えて説明します。
(1)新規プロジェクトを立ち上げます。
(2) 写真をドラッグ&ドロップします。
(3) 写真をドラッグ&ドロップでタイムラインに追加し設定後、「出力」ボタンを押します。
(4)ファイル形式やファイル拡張子等を選択後、「開始」ボタンを押します。
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2.写真・画像を動画にするアプリ5選
おすすめの写真・画像を動画にするアプリとして次の6つのアプリをご紹介します。
・Magisto (iPhone/Android対応)
・MixClip (iPhone対応)
・MoShow (iPhone/Android対応)
・ビデオモンスター(iPhone/Android対応)
・Scoompa Video(Android対応)
< Magisto >
Magistoの特徴は、テンプレートをベースに動画を作成できる点です。テンプレートをカスタマイズする機能もあります。メリットとして本格的な動画が簡単に作成できることが挙げられ、デメリットとしては操作の用途が限られる場合もあるようです。デバイスの画像や写真より動画を作成します。
< MixClip >
MixClipの特徴は、シンプルであることです。機能も必要な機能がシンプルにあります。メリットとしては手軽に使えることが挙げられ、デメリットとしては文字表示に制限がある場合もあるようです。カメラロールにあるリソースより動画を作成します。
< MoShow >
MoShowの特徴は、派手な動きを付けたりして特徴的な動画を作成できることです。機能として、バッググラウンドミュージックを付けることも可能です。SNS連携にも向いている点が、このアプリを使うメリットとして挙げられます。写真やイラストより動画を作成します。
< ビデオモンスター>
ビデオモンスターの特徴は、ショート動画の作成に向いていることです。最短3分で動画作成できる点が、このアプリを使うメリットです。最短3分で動画作成できますが、機能は豊富で、SNS連携もできます。素材を選択して少し入力するだけで動画を作成できます。
< Scoompa Video>
Scoompa Videoの特徴は素材を検索することも可能である点です。機能として、豊富なアニメーションを設定することが可能です。メリットとしては彩られた動画が作れることです。沢山オプションがあるので、どのオプションを使うか迷ってしまう場合もあるかもしれません。写真を選択して簡単に動画を作成できます。
3.写真・画像を動画にするコツや注意点
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・不必要な情報が動画に含まれていないか注意する
動画は写真・画像より多くの情報を伝えることができますが、その反面で不必要な情報が動画にうっかり入ってしまうようなこともあり得ます。セキュリティを遵守すべきビジネスマンにとって、情報漏洩がついうっかりでは済まされないことを十分に念頭において動画作成をすべきと言えます。
・データ容量に注意する
動画は写真・画像より多くのデータ容量を使用します。動画の容量が多いと、動画が入ったページを開くのが遅くなったり、あるいはページが開かなくなったりします。このような事態にならないように、動画のデータ容量には注意する必要があります。
4.おまとめ
動画作成ソフト・アプリをいくつか紹介してきましたが、筆者がどれか一つ選ぶとなると、Wondershare DemoCreator を選びます。Wondershare Filmoraも高度な動画編集が出来ることが魅力的ですが、画面録画機能も持つWondershare DemoCreatorはさらに利便性があると感じています。
動画作成と聞くと、一見敷居が高いイメージがあった方も、この記事を読んで動画作成が簡単に出来ることをご理解頂けたと思います。
今回の記事が、良い動画作成ソフトやアプリに出会うきっかけになったり、実際に動画を作成する際の参考になれば幸いです。
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