Zoomは参加者もレコーディング(録画)可能?許可をもらう方法を紹介
- 1、参加者がレコーディング(録画)する方法
- 2、Zoomでレコーディング(録画)する際の注意点
- 3、Zoomの録画はWondershare DemoCreatorでも可能
- 4、Zoomの録画は許可が必要!
Zoomにはレコーディング機能が備わっており、オンラインミーティングの様子を録画できます。この機能はホストしかできないと思われがちですが、実は参加者がレコーディングすることも可能です。
今回は、参加者がレコーディングをする方法やその際の注意点などを解説します。参加者側でのレコーディング方法が知りたい方は、ぜひ最後まで読んで見てください。
1、参加者がレコーディング(録画)する方法
参加者がレコーディングする方法は、4つのステップに分けられます。それぞれどのようなものなのでしょうか。
Step1必要要件を満たしているか確認する
いきなりレコーディングを始めるのではなく、最初は必要要件を満たしているかどうか確認しましょう。必要要件というのは以下の2つです。
- ホストが参加者に対してローカルでの録画保存の許可を与える機能を有効にしている
- 設定でローカル記録をオンにした上で、「Hosts can give participants the permission to record locally」にチェックを入れていること
必要要件を満たさないと参加者がレコーディングできません。ホスト側の設定であるため、参加者に録画してもらいたい場合には、この設定を忘れないようにしましょう。
Step2ミーティングを開始してホストが設定する
設定を終えたら、Zoomでのミーティングを開始しましょう。その後、ホストはミーティングコントロール内にある「参加者」をクリックします。そうするとミーティングに参加している人のリストが表示されますが、その中からローカルでの録画保存を許可したい人に、マウスオーバーをしましょう。
その後、マウスオーバーした人の部分に「詳細」というボタンが表示されます。「詳細」ボタンをクリックすると小さなメニューが表示されますが、その中から「レコーディングの許可」をクリックすれば、選択した参加者に録画方法の許可を出せます。
Step3メッセージが表示された後に参加者が録画する
ホストからレコーディングの許可をもらった参加者には、「ホストはこのミーティングのレコーディングを許可しています」というメッセージが表示されます。その後、ミーティングコントロールバーから、レコーディングをクリックして録画を開始しましょう。
Step4録画した映像を確認する
録画したものは、パソコンのローカルに保存されます。保存先がどこなのかわからない場合には、Zoomアプリの歯車マークをクリックし、「レコーディングしています」という項目をクリックすれば、保存先をチェックできます。
2、Zoomでレコーディング(録画)する際の注意点
Zoomでのレコーディングは簡単ですが、いくつかの注意点があります。それは一体どのようなものなのでしょうか。
①参加者もホストも録画する際には許可が必要
Zoomでレコーディングする場合、利用する人がホストであっても参加者であっても許可が必要です。許可がなければ録画できません。もし録画したいのであれば、あらかじめ参加者全員に録画しても良いか確認しておきましょう。
②デバイス次第で音量が異なる
Zoomはミーティングに参加する際のデバイスによって、録画の音量に違いが生じます。そのため、録画後の確認で音声に違和感を覚えるかもしれません。その場合は、後ほど紹介するWondershare DemoCreatorを使って、音声のバランスを調整しましょう。
③スマホの場合は充電しながら参加しない
Zoomはスマホから参加することも可能ですが、その際はバッテリーに注意する必要があります。理由として、充電しながら参加すると電気ノイズが入る恐れがあるためです。動画編集アプリでもノイズをすべて取り除くは難しい上に手間がかかるため、スマホから参加する場合は充電をあらかじめ済ませておきましょう。
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3、Zoomの録画はWondershare DemoCreatorでも可能
Zoomでのミーティングを録画したい場合、Zoomのレコーディング機能だけではなく、外部のソフトを使って録画することも可能です。その中の1つとして挙げられるのが、Wondershare DemoCreatorです。
①Wondershare DemoCreatorの基本情報
Wondershare DemoCreatorは、Wondershare社が開発および販売しているソフトです。有料のソフトですが無料で試せる機能も備わっており、購入する前にどのようなことができるのか確認できます。
Wondershare DemoCreatorはWindowsとMac双方に対応しているため、OSの影響で利用できないという不安を抱えなくても大丈夫です。プランは年間プランと永続ライセンスなどたくさんの料金プランが用意されているため、自分に合ったものを選びましょう。
②Wondershare DemoCreatorの特徴
Wondershare DemoCreatorの特徴は、なんといっても録画と編集の双方ができることです。Zoomの場合は録画しかできませんが、Wondershare DemoCreatorは異なります。録画したものをそのまま編集でき、音声の調整やエフェクトの追加など本格的な動画編集を実現できます。
その上、Wondershare DemoCreatorではこだわりのある録画ができます。Zoomの場合はZoom内の出来事しか録画できませんが、Wondershare DemoCreatorの場合はPC画面のすべてを録画できるため、Zoom外の出来事も録画可能。また、PC内部の音声とマイクの音声、そして映像を別々のトラックで編集できるのも魅力的なポイントです。
③Wondershare DemoCreatorはどんな人におすすめ?
Wondershare DemoCreatorがおすすめの人としては、以下のような人が挙げられます。
- 録画したものをすぐに編集したい方
- Zoomのレコーディング機能よりもこだわった録画がしたい方
- Zoom以外の用途で録画したい方
Wondershare DemoCreatorの場合、Zoomだけではなく、ゲームのプレイシーンやPC上での操作内容などさまざまなものを録画できます。録画自体の設定も細かくできるため、幅広い用途で画面録画機能を求めている方におすすめです。
Zoomの画面録画におすすめのソフト‐Wondershare DemoCreator
④Wondershare DemoCreatorでZoom画面を録画する方法
Wondershare DemoCreatorの基本情報や特徴を踏まえた上で、録画方法を見ていきましょう。どのようにWondershare DemoCreatorを使ってZoomの画面を録画するのでしょうか。
Step1あらかじめWondershare DemoCreatorを起動しておく
スムーズに録画するためにも、あらかじめWondershare DemoCreatorを起動しておくのがおすすめです。Zoomを起動した後だと、録画したいタイミングで録画できない可能性があります。その上、事前にWondershare DemoCreatorを起動した上でZoomを起動するようにしましょう。
Step2早めにZoomを起動して録画前の調整を行う
Wondershare DemoCreatorを起動したら、早めにZoomに参加して録画前の調整をしておきましょう。Wondershare DemoCreatorでは、録画範囲やフレームレート、保存先などを設定できます。あらかじめ設定しておけば、すぐに録画できるようになります。
Step3参加者に許可をもらって録画
他の参加者がZoomに集まったら、録画を始めましょう。この際の注意点として、参加者に対して録画して良いか聞いておく必要があります。
参加者の中には、無許可で録画されることに対して良い印象を持たない方もいます。また、話す内容次第では外部に漏らしてはいけないものであるかもしれません。トラブルなく録画するためにも、あらかじめ聞いておくのがおすすめです。
⑤Wondershare DemoCreatorを使うなら編集方法も覚えよう!
別の項目で触れたように、Wondershare DemoCreatorには動画編集機能も備わっています。質の高い動画にするためにも、編集機能も活用できるようになりましょう。
Step1録画した素材をタイムラインへ
まずはWondershare DemoCreatorに録画した動画を取り込みます。ただ、「PC画面とWebカメラ」を用いて録画すると、録画終了後に自動で素材がタイムラインに追加されます。もしその場合は、BGMや画像など動画編集に必要な素材をタイムラインへ追加しましょう。
Step2音声を調整する
もしZoomのレコーディング機能を使ったものをWondershare DemoCreatorで編集するのであれば、音声の調整もしておきましょう。理由として、別の項目で触れたように音量に差が出ている可能性があるためです。
全体的な音量ならば、録画した素材をクリックして右端にあるオーディオタブをクリックすることで、調整が可能です。
フェードイン・フェードアウトがしたい場合には、録画した素材を右クリックして「オーディオの分離」を選択します。
次に分離したオーディオを選んで「オーディオの編集」をクリックすると、フェードイン・フェードアウトができるようになります。
Step3必要のない部分をカットする
無駄な部分があるならば、その部分をカットして削除しましょう。削除したい部分の手前に再生ヘッドを持っていき、再生ヘッドの上部にあるボタンをクリックすれば分割されます。その後、必要ない素材を右クリックしてカットを押せば削除されます。
Step4エフェクトやテキストを挿入する
魅力的なものにしたいのであれば、エフェクトやテキストを挿入しましょう。どちらも左のタブで切り替えて操作できます。
まずエフェクトの場合、エフェクトタブに切り替えてエフェクトを選び、そのままタイムラインへ挿入すればOKです。
テキストも同じようにキャプションタブに切り替えて、欲しいテキストを選んでタイムラインにドラッグ&ドロップ。内容はプレビュー画面の隣で編集できます。
Step5エクスポート
最後は編集したものを保存しましょう。右上にあるエクスポートをクリックし、保存先や名前などを決めます。決まったらもう一度エクスポートをクリックすることで、指定した保存先に保存されます。
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4、Zoomの録画は許可が必要!
Zoomの録画は、ホストであっても参加者であっても許可が必要です。ただ、参加者側もホストが許可を与えれば録画できます。その一方でWondershare DemoCreatorなら、さらに参加者が手軽に録画できるため、Zoomのミーティング内容を録画したい場合はWondershare DemoCreatorを利用してみてはいかがでしょうか。
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