スマホで声を録音できるボイスレコーダーアプリおすすめ7選!iPhoneとAndroidに対応可能
アイデアを保存したいとき、会議内容の記録、メロディーの保存、インタビューなど、スマホで自分の声を録音するシーンはさまざま。
ボイスレコーダーアプリは豊富だからこそ、品質や編集機能、使い勝手をきちんと確認することが大切です。
今回はマイク音を録音できるおすすめiPhone/Androidアプリや声を録音する方法について紹介します。
1.スマホにマイクをつないで録音することはできる?
結論から言うと、スマホにマイクをつないで録音することは可能です。
スマホの録音には2種類あります。スマホ内部の音を録音するシステム音の録音と、マイク音の録音です。マイク音の録音は、会議議事録の作成やインタビュー、動画撮影、ポッドキャストの収録、語学学習など、さまざまなシーンで活用できます。
マイク音の録音は、有線マイクでもワイヤレスマイクでも行うことができます。録音アプリを起動してマイクが正しく認識されていれば、その音声が直接録音されます。また、音質の劣化はあるものの、スマホに内蔵されているマイクを使って録音することも可能です。
録音アプリはApp StoreやGoogle Play Storeで配布されているサードパーティ製のアプリでも、スマホに標準搭載されているアプリでも構いません。
2.「無料」マイク音を録音できるボイスレコーダーアプリ7選!iPhone&Androidに対応
ここでは、無料で使用できるマイク音を録音できるボイスレコーダーアプリを紹介します。音質が良く、録音ファイルの管理機能が充実しているアプリを選びましたので、ぜひ参考にしてください。
①iPhoneデバイスに標準搭載「ボイスメモ」
対応OS |
iPhone |
機能 |
内部と外付けマイク音の録音 ボイス音声の編集:再生速度の変更、無音スキップ、録音補正、トリミング iCoudへのバックアップ |
録音ファイル形式 |
M4A |
料金 |
無料 |
おすすめな人 |
スマホで手軽に声を録音したい人 |
ボイスメモはiPhoneやMacなどのApple製品に標準搭載されているボイスレコーダーアプリです。内蔵マイクまたは外部マイクを使って声を録音でき、再生速度の変更や無音のスキップ、トリミングなども行えます。
一方、マイク感度や音量など詳細な設定はできないため、品質の劣化や音割れが発生する可能性があります。ご注意ください。
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②Androidで自分の声を録音できる「ボイスレコーダー」
対応OS |
Android |
機能 |
マイク音の録音 システム音の録音 無音スキップ、リピート、再生速度の変更、トリミング |
録音ファイル形式 |
WAV / M4A(機種によって異なる) |
料金 |
無料 |
おすすめな人 |
標準搭載の安全な録音アプリを使いたい人 |
Androidに標準搭載されているボイスレコーダーは、iPhoneのボイスメモと異なり、マイク音に加えてシステム音も録音できます。また、機種によっては、バックグラウンド録音をサポートしている場合もあり、長時間の録音にも最適です。
ただし機種によってはマルチタスクに非対応だったり、バックグラウンド録音が不安定なケースもあります。
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③マイクからの声録音と文字起こしに特化したアプリ「Notta」
対応OS |
iPhone/Android |
機能 |
マイク音の録音 録音音声の文字起こし AIによる録音内容の要約 日本語から外国語への翻訳 |
録音ファイル形式 |
WAV / TXT / PDF / DOCX / SRT / EXCEL |
料金 |
1ヶ月プラン : 2,200円 年間プラン : 11,000円 |
おすすめな人 |
会議録音し、議事録作成を効率化したいビジネスパーソン |
Nottaは音声を録音とAIによる文字起こしが行えるアプリです。マイクからの声の録音をしながらリアルタイムで文字起こしができます。会議やコース録音に最適と言えます。
録音後、再生速度や無音スキップ、AIによるノイズキャンセリングを行うことも可能です。
ビジネスシーンで役立つアプリですが、録音音声のダウンロードをするには有料版へのアップグレードが必要です。また、文字起こしアプリなので音声データ自体の編集には向いていません。
④自分の声を高品質で録音できるアプリ「PCM録音」
対応OS |
iPhone/Android |
機能 |
高品質なマイク音の録音、バックグラウンドでの録音 サンプリング周波数の設定 録音ファイルの編集(カット / トリミング) 録音ファイルの再生とiCloudへの共有 |
録音ファイル形式 |
WAV / AAC / M4A |
料金 |
無料 (700円で買い切りのPro版あり) |
おすすめな人 |
音質を重視して細部まで正確に記録したい方 |
PCM録音は無料で高音質な録音が行えるボイスレコーダーアプリです。バックグラウンド録音にも対応しているため、長時間のオンライン会議やビデオ通話の録音に最適です。
一方、本アプリは高音質のリニアPCM形式で録音されるため、MP3と比較してファイルサイズが大きくなります。また、バックグラウンド録音に再生しているものの、ちょっとしたことで録音が中止してしまう場合も。
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⑤無料かつ無制限でマイク音を録音できる「Digipom簡単ボイスレコーダー」
対応OS |
iPhone/Android |
機能 |
マイク音の録音 録音音声の文字起こし 録音音声の再生、再生速度の変更、トリミング / カット編集 |
録音ファイル形式 |
M4A / WAV / AAC |
料金 |
5分以上の文字起こし(300円) アプリのテーマを変更(150円) |
おすすめな人 |
高音質録音を無料かつ無制限で行いたい人 |
Digipomの簡単ボイスレコーダーは、無料でありながら無制限で声を録音できるアプリです。
音声ファイル形式はWAV(PCM)やAAC(ADTS)などから選択でき、サンプリングレードも最高48kHzを選択できます。
録音データはデバイスに保存するかクラウドに保存するか選択可能。
ただし、ノイズ除去や無音の検出は行えず、長時間ファイルの処理には時間がかかることがあります。
⑥音質やマイク感度も設定できるiPhoneアプリ「Studio Zebraボイスレコーダー」
対応OS |
iPhone |
機能 |
マイク音の録音 再生位置の変更、再生スピードの変更、リピート再生 |
録音ファイル形式 |
WAV |
料金 |
無料 |
おすすめな人 |
編集は必要ないのでメモがわりに音声を録音したい人 |
Studio Zebraのボイスレコーダーは、非常にシンプルなインターフェースのiPhoneボイスレコーダーアプリです。録音アプリでは、一時停止と停止ボタンが混合してしまいがちですが、本アプリは停止=保存なので他のアプリよりも録音工数が一つ少なくなります。
また、サンプリングレートは44,100 Hz。再生スピードも0.5 〜 2.0倍まで変更でき、バックグラウンドでの録音も可能です。
デメリットは広告表示があるところ。また、オーディオの波形も表示されず、編集機能もありません。
⑦長時間のマイク録音でも安定「Smart Mobi Tools ディクタフォン、音声レコーダー」
対応OS |
Android |
機能 |
マイク音の録音 ファイルへのお気に入り登録 録音音声の再生とメモ追加 オーディオ編集、MP3への変換、サンプルレートの変更 |
録音ファイル形式 |
M4A / AAC |
料金 |
買い切り720円 |
おすすめな人 |
録音機能・再生機能・ファイル管理機能のバランスが取れたアプリを選びたい方 |
Smart Mobi Toolsのディクタフォン、音声レコーダーは、動作が安定しており長時間マイク録音に最適なアプリです。無料版でもゲインの調整や無音のスキップ、背景ノイズ除去などが行えます。
録音ファイル管理アプリとしても優秀で、アプリ内にフォルダを作ったり、録音ファイルにメモを追加したり、お気に入りにしたファイルを別で保存したりできます。
ただし、MP3での録音や本格的なオーディオ編集、ステレオ録音をするには有料版へのアップグレードが必要です。
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3.声を録音できるボイスレコーダーアプリの注意点
ここでは、ボイスレコーダーアプリを選ぶときの注意点を3つ紹介します。
注意事項1:録音データの保存や取り扱いに気をつける
ボイスレコーダーアプリを使用する際は、録音データの保存や取り扱いに注意してください。
録音した音声は、業務上の会話やプライベートな内容を含む場合があり、第三者に漏れると大きなトラブルに発展する可能性があります。
録音アプリの中にはデータをクラウドに保存できるものもありますが、クラウドに保存する際はセキュリティに留意してください。
注意事項2:マイク性能と音質が良いアプリを選ぶ
ボイスレコーダーアプリを選ぶ際には、マイク性能や音質に優れたものを選ぶことが重要です。
スマホの内蔵マイクだけでなく、外付けマイクに対応しているアプリや、音質を調整できる機能があるかもチェックしましょう。
また、録音形式やビットレートの選択肢があると、用途に応じて音質とファイルサイズのバランスを取ることも可能です。
注意事項3:バックグラウンド録音機能の有無は必ず確認する
バックグラウンド録音機能とは、録音中にスマホの画面をオフにしたり、他のアプリを使用したりしても、録音を止めることなく続けることができる機能です。
この機能があると長時間の録音でもメモを取ったり、スケジュールを確認したり、別のアプリを使うことができます。
なお、バックグラウンド録音機能がないと、録音中に別のアプリ操作ができず、誤操作してしまうとせっかくの録音が消えてしまったり、バッテリーを激しく消耗したりしてしまいます。
4.長時間&高音質なマイク録音ならPCソフトがおすすめ
スマホのボイスレコーダーアプリは手軽に声を録音できますので、音声メモや記録のための録音に最適です。一方、スマホのストレージや録音機能、編集機能には限りがあるため、長時間の録音には向いていません。
そこでおすすめなのがPCソフトでマイク音を録音する方法です。PCソフトで声を録音すれば、大きくなりがちな録音ファイルでもストレージを気にせず保存できます。また、PCソフトであれば複数の音声ファイルを組み合わせたり、AI機能を使用したりと、アプリよりも本格的な編集が行えます。
高音質な状態でマイクからの音声を長時間録音したい方におすすめなのが、録音機能と編集機能を併せ持ったソフト、DemoCreatorです。
①マイク音が録音できるおすすめソフトDemoCreator
DemoCreatorは、マイク音だけでなくシステム音の録音が行え、そのまま高度なオーディオ編集が行えるソフトです。パソコンの内蔵マイクと外付けのマイクに対応し、録音デバイスの切り替えもカンタンにできます。また、オーディオ録音に加え画面録画もできますので、話している姿をそのまま記録できます。
マイク録音以外、カットやトリミング、ノイズ除去などの基本的な機能からAIによる文字起こし、文字起こし結果をベースに無音を抽出する機能など、高度な機能が豊富に搭載されています。
では、DemoCreatorでマイク音の録音を行うべき理由と実際の録音方法をみていきましょう。
-無料で高品質なマイク声録音ができる
DemoCreatorの音声録音機能は、無料で利用できます。録音回数にも、録音時間にも、書き出し時のファイル形式にも制限はありません。
保存形式はM4AとMP3から選べ、320kbpsのビットレート、48kHzのサンプルレートに対応しています。無料で利用できる録音ソフトとしては、非常に高品質だといえるでしょう。
-録音だけでなく高度なオーディオ編集機能を搭載
DemoCreatorは複数のクリップを同時に編集できる本格的な動画編集ソフトです。
そのため、録音ファイルに関しても、カットや音量調整、クロスフェードの追加、音声ファイルの合成、AIによる文字起こし、ボイスチェンジャー、ノイズ除去、AIボーカルリムーバなど、さまざまなオーディオ編集が利用できます。
②DemoCreatorを使ってマイク音を録音する方法
では、DemoCreatorを使ってパソコンでマイク音を録音する方法を画像付きで解説します。
ステップ1:DemoCreatorを起動して「画面録画」から「オーディオ」を選択します。
ステップ2:オーディオ録音画面に入ると、録音設定を行いましょう。マイク音とシステム音の設定を行う
マイクからの音を記録しますので、システムオーディオをオフにして、マイクをそのままオンにしておきましょう。
ステップ3:準備できたら、「REC」ボタンを押して、マイク音の録音を開始します。
録音を停止するにはツールバーの「■」ボタンを押します。
ステップ4:マイク音の録音を停止したら、オーディオ編集画面に移動します。必要に応じてオーディオ編集を行います。
編集が完了したら、「エクスポート」をクリックして、形式や品質などを設定し、マイクの音を探しやすいところに保存しましょう。
また、歌ってみた音やポッドキャストを録音する際は、テレプロンプター機能を利用することもできます。
テレプロンプター機能とは、スクリプトを画面上に表示し、読みながら話すことをサポートする機能です。それを利用してマイク音の収録をスムーズに進めることが可能です。
WindowsとMacでマイクから録音する方法│DemoCreator
まとめ : 適切なスマホのマイクボイスレコーダーを選ぼう!
今回はスマホで声を録音できるボイスレコーダーアプリを紹介しました。さまざまなボイスレコーダーがありますが、自分に合ったスマホアプリを選ぼう!
マイク音の録音は長時間になることも多く、ファイル容量は大きくなります。その時は、パソコンソフトのご利用がおすすめします。
また、パソコンでマイクからの音を録音するには高品質な録音や高度なオーディオ編集ができるDemoCreatorを活用してみましょう。
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