iPhoneでYouTubeの動画をダウンロードできるおすすめアプリ
YouTubeにアップロードされている動画は、ダウンロードできないようになっています。YouTube自身も規約のなかで、許可なくダウンロードすることを禁止行為に定めています。それでも、個人的な利用の範囲でYouTubeのコンテンツをいつでも見られるようにしたり、ちょっとした加工を加えてより見やすくしたりしたいというシーンも多々あります。この記事では、YouTube動画を手元のパソコンやiPhoneなどのスマートフォンに保存しておく方法を紹介します。
- 1.YouTube動画をダウンロードして保存するメリット
- 2.iPhoneでYouTube動画をダウンロードできるアプリを選ぶポイント
- 3.iPhoneでYouTube動画をダウンロードできるおすすめアプリ5選
- 4.iPhoneでYouTube動画をダウンロードするときに気をつけること
- 5.パソコンでYouTube動画を高画質に保存する方法
1.YouTube動画をダウンロードして保存するメリット
YouTube動画をダウンロードしたり保存したりしておくなら、いろいろなことに使えます。
インターネット接続がなくてもYoutube動画が見られる
YouTubeで動画を見るということは、いつでもインターネットの接続が必要になります。同じ動画を何回も見るという場合でも、インターネットがなければ、YouTubeにアクセスして目的の動画を見ることはできません。YouTube動画をダウンロードしたり、画面録画をして保存したりしておくなら、インターネット接続がない環境でも、動画を見られるようになります。外出中にいつもの動画を見たいというとき、データ通信料を消費しなくてよいというのは大きなメリットです。
YouTubeの広告を見なくても済む
YouTubeで動画を視聴するときには、広告動画も見なければならないことが多々あります。ダウンロードした動画に広告動画を含まないように編集するなら、広告なしでお好みの動画を繰り返し見ることができるようになります。
削除されたYoutube動画も見られる
YouTubeの動画は、投稿者や運営側が動画を削除したり公開を取り消したりしてしまったなら、その動画にアクセスすることはできなくなります。前もってダウンロードしたり、保存したりしていた場合は、YouTube上で見られなくなったとしても関係なく、自分のパソコンやデバイスに保存してある動画を再生して視聴することが可能です。
Youtube動画に編集を加えてより見やすくできる
ダウンロードしたYouTubeは、動画編集ソフトを使って、テロップをつけたり、不要な箇所をトリミングしたりすることも可能になります。講義やセミナーの内容で、見出しをつけて、見返したい箇所を見つけやすくすることが可能になります。また、ほかの人へ何かを説明するために使うなら、字幕を挿入したり、自分なりにまとめた図などの画像を表示させたりするようにして、より分かりやすくすることもできます。
2.iPhoneでYouTube動画をダウンロードできるアプリを選ぶポイント
iPhoneでYouTube動画をダウンロードするアプリを選ぶには、どんなポイントに注目するとよいのでしょうか。
Youtube動画の保存が簡単にできる
普通にYouTubeを見ているかのようにしながら、気に入った動画があればすぐにワンボタンをクリックするだけで保存できるようになっているなら、煩わしい保存のためのステップを覚えておく必要がないので、使いやすいでしょう。
Youtube広告を自動でブロックしてくれる
保存した動画に、広告動画が含まれないように、自動的にトリミングしてくれる機能があるアプリを選びましょう。保存した動画を視聴するときに、早送りなどの動画広告をスキップする作業が不要になり、とても便利に使えます。
ダウンロードしたYoutube動画ファイルが探しやすい
たくさんの動画をダウンロードして、あとから見たいものを探して視聴するというスタイルなら、動画ファイルが探しやすくなっていると便利です。エクスプローラーのような構造で整理されているなら、iPhone内に保存した動画が検索しやすくなります。また、iPhone内の他の動画ファイルも一緒にリスト化されているなら、そのアプリを動画のライブラリとして使えるので、さらに便利です。
3.iPhoneでYouTube動画をダウンロードできるおすすめアプリ5選
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では、iPhoneでYouTube動画を保存できるおすすめのアプリを紹介します。
①動画保存 / バックグラウンド再生 / iCap
YouTube動画をダウンロードして使うのに便利な機能がたくさん搭載されているアプリです。広告をブロックしてくれる機能や、Picture in Picture再生をする機能があり、再生速度も自由に調整できます。動画を保存しながら、別の動画を閲覧することも可能で、ストレスフリーで使えるのも大きなメリットです。保存した動画の画面から、元のYouTubeの動画にリンクすることもでき、オリジナル動画を簡単に確認できます。アプリを開くのにパスコードを設定することも可能で、ほかの人に見られたくない動画を保存したい場合でも安心して使えます。動画はアプリの内部に保存されますが、簡単な操作でiPhoneのカメラロールにもコピーして保存させることも可能です。無料ユーザーは、ダウンロードは1日最大6回までなので、注意が必要です。
【動画保存 / バックグラウンド再生 / iCap】でYouTube動画のダウンロード・保存方法
Step1:動画を探す
アプリ内のブラウザでYouTube動画を探します。
Step2:ダウンロードする
動画画面の右下にあるダウンロードアイコンをタップしてダウンロードします。
②トルミル
「トルミル」は、無料で使えるiPhoneアプリです。動画だけでなく、ファイル管理全般を扱える便利アプリ。アプリ内にフォルダ構造を構築して、エクスプローラーのようにさまざまなファイルを管理できます。動画の再生機能も充実しており、Picture in Picture機能が搭載されており、視聴しやすくなっているのがポイント。アプリをブラウザのように使っていて、気に入った動画があれば画面下部にあるボタンをタップするだけで、ダウンロードのプロセスにすすめます。動画をダウンロードする際に、動画広告を見なければならない仕様になっていますが、サブスクリプションにより解除できます。
トルミルでYouTube動画のダウンロード・保存方法
Step1:アプリのブラウザでYouTubeにアクセス
アプリのトップ画面から、「ブラウザ」アイコンを選択します。
ブラウザ画面から、「タブブラウザ」アイコンを選択します。
ブラウザの検索で、「YouTube」などと入力し、YouTubeにアクセスします。起動するアプリの選択画面で、「このままトルミルで開く」を選択します。
Step2:動画をダウンロード
ダウンロードしたいYouTube動画が表示されている状態で、画面下部の「+」アイコンをタップします。選択画面の「Are you ok?」をタップします。ファイル名が表示される画面で、「OK」をタップします。
アプリ内の保存場所を選択し、「OK」をタップします。
③iSafePlay
iPhoneでファイル管理と動画ダウンロードができるアプリです。最大の特徴は、フェイクパスワード。セキュリティが2段階になっており、ロックしたファイルとロックされていないファイルに分けられます。通常のパスワードを解除したときにはすべてのファイルが表示されますが、フェイクパスワードを解除したときには、ロックされていないファイルだけが表示されます。また、さまざまなフォーマットのファイルを操作できるのもポイントのひとつ。WordなどのOfficeアプリケーションも使えます。YouTube動画の保存も、簡単な操作でできるので、使い勝手もばっちりです。
YouTube動画のダウンロード方法
step1:YouTubeにアクセス。 アプリ内のブラウザ機能から、YouTubeにアクセスします。ダウンロードしたい動画がリスト内に表示されている状態にしてください。
Step2:長押ししてダウンロード
ダウンロードしたい動画を長押しすると、メニューが表示され、「ダウンロード」をタップします。
④BREMEN
YouTubeの動画を高画質の1080Pで保存できるiPhone用アプリです。iPadにも対応しているアプリですから、より大きな画面で高画質の動画を楽しめます。URLを貼り付けるだけで、さまざまなサイトの動画をダウンロードすることが可能です。アプリ内にフォルダに整理して保存することができ、フォルダをプレイリストのように使用し、連続的に自動再生することもできます。ダウンロードをするときに、毎回広告動画を見る必要があります。
iSafePlayでYouTube動画のダウンロード・保存方法
Step1:YouTube動画のURLを取得。
ブラウザアプリから、YouTubeにアクセスして、ダウンロードしたい動画のページで、「共有」アイコンをタップします。共有メニューのなかから、「コピー」アイコンをタップし、URLをコピーします。
Step2:BREMENにURL貼り付け
BREMENアプリのトップ画面にある、「URL貼り付け」をタップすると、自動的にコピーしたURLが入力された状態になっているので、「追加する」を選択すると、ファイルの変換が始まります。
Step3:動画を保存
ファイルの変換が完了したら、動画を保存するフォルダを選択します。「動画広告を見ると保存が開始されます!」という表示がでたら、「見る」を選択すると、動画がアプリ内に保存されます。
➄Mixbox
アプリ内に、YouTubeを閲覧するモードがワンタッチでできるように備わっているアプリです。すぐにYouTubeサイトにアクセスできるので、ダウンロード作業が手早くできます。アプリ内にダウンロードした動画を保存することもできますし、カメラロールに転送して保存することも可能です。ダークモードも搭載して、動画の視聴により快適な環境にも対応できています。スリープタイマー付きなので、寝るときに動画を見ることが多いかたでも安心です。使用中に広告が表示されるのを見なければならないのがネックですが、それ以外は快適に使えます。
MixboxでYouTube動画のダウンロード方法
Step1:YouTubeで動画を再生する
アプリのトップ画面から、「YouTube」アイコンをタップします。虫眼鏡アイコンから、好みの動画を検索し、再生します。
Step2:iPhoneに保存する
YouTube動画が再生されている状態で、画面下部のリロードのようなアイコンをタップすると、メニューが表示されるので、「オフライン」を選択します。フォルダを選択する画面で、任意のフォルダを指定して、保存します。
4.iPhoneでYouTube動画をダウンロードするときに気をつけること
関連人気記事:YouTubeライブ配信がダウンロードできない時の対処方法
iPhoneで動画をダウンロードするアプリを使用するなら、次のことに気をつけましょう。
仕様変更でYoutube動画がダウンロードできなくなる
YouTubeの規約が厳しくなってきており、iPhoneアプリのアップデートなどの際に、YouTubeの動画がダウンロードできない仕様に変更されることがあります。YouTubeの動画を保存することが目的でアプリを使用するなら、アップデートをする際に、インターネットなどで使用の変更に関する信頼できる情報を調べて、更新するべきかどうかを判断するようにしましょう。
サブスクリプションなら月額で課金される
アプリを使用するためや、広告の表示をなくすためなどの理由で、サブスクリプションの課金をして、アプリを使うこともあることでしょう。以前使っていたけれど、もう使用する必要がなくなったので、現在は使っていないという場合でも、サブスクリプションを解除していないなら、毎月や毎年のスパンで料金が発生し続けます。使わなくなったなら、早めにサブスクリプションを解除するようにしましょう。
iPhoneの容量に気をつける
いろいろな動画をiPhoneのデバイス内に保存していると、ストレージ容量が少なくなってしまいます。ほかのアプリの使用を圧迫したり、新しいアプリがダウンロードできなくなったりしてしまうということにもなりかねません。同じ端末を使用しながら、容量を追加することは難しいので、iPhoneにたくさん動画をダウンロードすることが決まっているなら、iPhoneを購入する時点で、容量の大きいタイプのiPhoneを選ぶようにしましょう。
5.パソコンでYouTube動画を高画質に保存する方法
以上はiPhoneでYouTube動画をダウンロードするアプリを紹介しました。パソコンでYoutube配信動画を保存したい場合もあるでしょう。PCでユーチューブを保存したい場合は、録画ソフトがよく使われます。Windowsのソフトウェア「DemoCreator」なら、問題なくYouTubeの動画を高画質に保存することが可能です。それでは、おすすめのYoutube録画ソフトWondershare DemoCreatorの特徴と使い方を下記のように詳しく紹介いたします。どうぞご参考ください。
画面録画と動画編集ができるソフトウェア
Wondershare DemoCreatorは、「Wonder Share」社の、アプリケーション群のひとつで、画面録画と動画編集ができるソフトウェアです。YouTube自体には、動画をダウンロードする機能が存在しません。しかし、DemoCreatorを使用するなら、画面をキャプチャするような要領で、画面の録画をすることが可能になります。録画する画面の範囲や特定のウィンドウを指定して録画を開始することで、指定した範囲を映像として記録します。音声も、Windowsのシステムのサウンドから直接録音することで、YouTubeのオリジナル動画のサウンドをそのまま映像とともに保存することができるのです。保存した画像は、すぐに編集できる状態になります。使い方に応じて、テロップを追加したり、モザイクをかけたりという加工が細かく施せるので、使い勝手がとてもよいです。
顔認識AIでクロマキーいらず
DemoCreatorには、AIによって顔認識をし、映像に映っている人物以外を消せる機能が搭載されています。たいていのソフトでは、背景をグリーンスクリーンにするなどして、クロマキー機能によって、映像のなかから人物だけを切り出す必要がありました。人物の後ろ側にいろいろなものが映り込んでいるなら、切り出しが困難なので、撮影の際にはしっかりした前準備をすることが必要でした。しかしDemoCreatorでは、クロマキー不要で人物だけを切り出すことが可能です。YouTube動画のなかの人物を、背景がグリーンスクリーンになっていない状態の映像でも、しっかりと切り出すことができます。クロマキー用に準備されたわけでない素材でも使えるので、動画編集の可能性が大きく広がっています。
モーションエフェクトで動画をより魅力的に
DemoCreatorでは、動画にモーションエフェクトをつけたして、アニメーションのように自由自在な表現が可能になっています。スムーズな動きに見えるようにキーフレームを計算してプログラムされたさまざまなタイプのアニメーションを付与することで、より生き生きとして映像の表現が可能になっています。エフェクトの種類もとても多く、DemoCreatorに内蔵されているエフェクトストアにある10,000以上のエフェクトリソースのなかから、映像にぴったりなエフェクトをチョイスして、最高の動画に仕上げることが可能です。
Youtube動画録画ソフトオススメ
PCでYouTube動画を録画する方法
では、Wondershare DemoCreatorを使って、YouTube動画を録画保存する方法をステップバイステップで解説します。
Step1: YouTubeを全画面表示にする
まずは、録画したいYouTube動画を選び、「全画面表示」にします。
Step2:録画モードで起動する
つづいて、DemoCreatorを開いて、「PC画面とWebカメラ」をクリックします。
録画をするDemoCreatorのコントローラーが表示されます。
Step3:録画設定を行う
録画範囲をYouTubeに設定する
コントローラーの「録画範囲」から「ウィンドウ選択」を選び、YouTube動画が表示されている画面をクリックします。
システムオーディオを設定する
コントローラーの「システムオーディオ」から任意のオーディオデバイスを選択し、YouTube動画の音声が録音されるようにします。
Step4:Youtube録画を開始/終了する
コントローラーの「REC」をクリックし録画を開始し、YouTube動画の再生を開始します。録画している範囲の右上に表示される、小さなコントローラーの停止アイコンをクリックし、録画を終了します。
Step5:Youtube動画を編集
自動的にDemoCreatorの編集画面が起動し、録画したYouTube動画がインポートされます。インポートしたYouTube動画に編集を加えることもできます。ここでは、動画に面白いステッカーエフェクトを追加する方法を解説します。
画面上部のメニューから、任意の編集項目を選択します。図では、「ステッカー」を選択しています。画面の左上に、使用できるステッカーの一覧が表示されます。ステッカーの一覧にある任意の項目を選択します。図ではハートのエフェクトが出現する、「愛」を選択しています。選択したステッカーの項目を、画面下部のタイムラインにドラックアンドドロップします。プレビュー画面に、選択したステッカーの項目が表示されます。図ではハートのエフェクトが出現しています。
Youtube動画を編集する方法
まとめ
YouTubeの動画をインターネットアクセスなしで見る方法を確立するなら、いつでも通信料の心配なく動画を楽しめるようになります。YouTubeの規約に注意して、利用できる範囲でYouTube動画を活用するようにしましょう。DemoCreatorを使ってYouTube動画を保存するなら、すぐに編集できるので、動画の不要な部分をトリミングしたり、よりわかりやすいようにタイトルやテロップ字幕を追加したりすることも可能です。画面録画機能を最大限に活用し、ビジネスやプライベートに活かすようにしてください。
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