マイクノイズを除去できるソフトおすすめ6選!マイクノイズの除去方法も解説
近年、ポッドキャストやライブ配信、YouTube動画など、音質が大切になるコンテンツが人気を集めています。しかしボイスにノイズが入ってしまうとユーザーが不快感を覚え、離脱される可能性が高くありますよね。
そこで今回は、マイクのノイズを簡単に除去できるソフトやソフトについて解説します。
「マイクのノイズを消したいけど、やり方がわからない…」という方は、ぜひ参考にしてください。
1.マイクノイズとは?
マイクノイズとは簡単にいうと、録音・録画中にマイクが拾ってしまう余計な音のことです。PCのファンの音や家電製品によるノイズなどが代表例として挙げられます。
これまでは、ノイズを除去するためには一定の専門スキルが必要でした。
しかし、近年はAI技術の進化やノイズ除去フィルタの発達により、初心者でも音声をクリアにできるツールが多数リリースされています。動画を撮ったり音声を録音したりする方は、今話題のノイズ除去のやり方を理解して損はありません。
2.マイクノイズ除去ができるソフトおすすめ6選!
それでは、マイクのノイズを除去できるソフトを紹介します。各ツールの特徴を解説するので、自分に合ったツールを試してみてください。
①マイク録音とノイズ除去が一本で完結可能な「DemoCreator」
DemoCreatorは、高性能AIによるノイズ除去が可能なソフトです。音声録音から画面録画、動画編集や音声編集などハイレベルな機能が凝縮されており、全ての機能を簡単に操作でき、多様なファイル形式に対応。初心者から上級者まで幅広い方に愛用されています。
AIノイズ除去であれば、ワンクリックでクリアな音声に仕上げられます。さらに周囲の音を抑えられる【AIボイスクリーナー】も搭載。ノイズ除去の強度は手動で調整できるので、音がこもる心配はありません。手軽かつ高品質なツールを求める方は、DemoCreatorを使ってみてください。
DemoCreatorを使ってマイクのノイズを除去する方法はコチラヘ
②録音中にマイクのノイズをリアルタイムで除去できる「OBS」
OBSは、無料のライブ配信・録画ソフトです。配信中や録画、録音中にリアルタイムでマイク音声を補正できる【ノイズ抑制】や【ノイズゲート】など、さまざまなフィルタが用意されています。マルチ配信にも対応しているので、ビジネスシーンでも活躍するツールです。
一方でOBSはPCへの負荷が高く、デバイスによっては音声が途切れる可能性があります。またフィルタの種類や活用方法を理解するには、一定の専門知識が必要になるでしょう。そのためOBSは、音声編集の経験がある方におすすめです。
関連人気記事:OBSで音声だけを録音できる?設定方法と具体的なやり方も解説!
③完全無料でマイクノイズ除去が可能「Audacity」
Audacityは、オープンソースの無料音声編集ソフト。マイクからの録音と録音後のノイズ除去にも対応しており、長年愛用者が多い定番ツールの一つ。リバーブ・イコライザ・マルチトラック編集などプロ向けの機能も豊富であり、幅広い編集に活用できるでしょう。
完全無料で使える一方、操作画面がやや複雑で、初心者は慣れるまで操作に時間がかかるかもしれません。また、継続的なホワイトノイズ低減には使えるものの、ワンショットのクリック音など不規則ノイズの除去は苦手な場合があるので注意が必要です。
関連人気記事:【初心者向け】Audacityで音声ノイズを除去するガイド
④高性能なマイクノイズ除去が実現「Audition」
Auditionは、プロフェッショナル向けの音声・楽曲編集ソフトです。Adobe社が開発したクリエイティブツールであり、微細なノイズ除去だけでなく、音声品質を向上させる【音声強調】や【音声修復】にも対応しています。
また他のAdobeソフトと連携できるため、Adobeツールでクリエイティブをしている方は作業を一気通貫できることも魅力です。
ただしAuditionは完全有料ソフトであり、操作には専門スキルが必要。音声のプロを目指したい方には、勉強になるソフトといえるでしょう。
⑤無料なのに高品質ノイズ除去ができる「Media.io」
Media.ioは、高性能AIによるマイクノイズ除去がオンラインで実現できるツールです。無料版でも60分の音声ノイズ除去に対応しており、幅広いノイズリダクションが可能。直感的に操作可能であり、ストレスフリーでマイクノイズを消せるでしょう。
またAIノイズ除去だけでなく、画像生成や動画生成など、近年話題のAI機能が非常に充実しています。世界中のユーザーに愛用されています。
一部の機能は有料というデメリットはあるものの、ノイズ除去からAIツール体験をしたい方はぜひ、Media.ioをお試しください。
⑥シンプルなマイクノイズ除去サイト「Wavacity」
Wavacityは、完全無料で利用できる音声編集オンラインサイトで、Audacityのブラウザ上動作版と言えます。MP3ファイルのノイズ除去が可能であり、トラックやDTMなどの編集にも対応しています。そのため、楽曲編集の経験がある方には親しみやすいツールでしょう。
一方で編集画面には専門用語が多く、全体的にUIが古い印象があります。また微量なノイズ除去を繰り返し行うと音がこもる可能性があるので、Wavacityを使用する際は注意しながら作業を進めてください。
関連人気記事:MP3のノイズを簡単に除去できるフリーソフトとノイズ除去方法
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3.「Windows&Mac対応」マイクのノイズを除去する方法
ここからは、マイクノイズを実際に除去する方法を見ていきましょう。
①超簡単!DemoCreatorを使ってマイクノイズを除去する手順
まずは、本記事でもっとも推奨する【DemoCreator】を使ったやり方を紹介します。なおDemoCreatorは無料でインストールできるので、この機会に機能や操作性を体験してみてください。
なおDemoCreatorでマイクからの音声を録音・編集する方法については以下の記事で解説しています。
「レコーディングのやり方も知りたい!」と考える方は、あわせて参考にしてください。
ステップ1:マイクノイズを除去したいファイルを追加する
DemoCreatorを無料ダウンロードしたら、画面に表示されている【動画編集】をクリックします。
編集画面の【フォルダマーク】を選択し、マイクノイズを除去する音声ファイルを追加します。その後、マイク音声ファイルをタイムラインに追加しましょう。
ステップ2:高性能AIでマイクノイズをワンクリックで消す
次に、以下の手順でマイク音声のノイズを除去してみましょう。
- タイムラインの音声クリップをクリックする
- 【マジックツール】を開く
- 【AIノイズ除去】をオンにする
- ノイズ除去のレベル(強度)を調整する
※レベルを高くしすぎると音がこもる可能性があるので注意してください。
電子音や風切り音などのノイズが残っている場合は、【ヒス】【ハム】をオンにして、スライダーを動かしながら微調整してみてください。
音声を際立たせる際は、【AIボイスクリーナー】をオンにして、強度を調整しましょう。より聞き取りやすい音声に仕上げることが可能です。
ステップ3:ノイズが除去されたマイク音声ファイルを保存する
ノイズ除去の編集が完了したら画面右上の【エクスポート】をクリックし、以下の手順でファイルを保存しましょう。
- ファイル名を入力する
- フォーマットを指定する
- 保存先を指定する
- 【エクスポート】で保存する
DemoCreatorであれば高度な設定や編集作業は必要なく、マウス操作だけでマイク音声をクリアにすることが可能です。今回だけでは紹介しきれない機能もふんだんに活用できるので、ぜひお試しください。
DemoCreatorでマイクノイズを除去する方法は以上です。
②完全無料!OBSでノイズ除去フィルタを適用する手順
次に、無料で利用できるOBSでマイク音声のノイズ除去フィルタを設定する手順を紹介します。
なおOBSには編集機能はなく、音声ファイルのインポートにも対応していません。リアルタイムで録音のノイズ除去となりますので、ご注意してください。
ステップ1:OBSを起動したら、ソースの「+」から、【音声入力キャプチャ】を追加します。
ステップ2:【音声入力キャプチャ】を右クリックし、【フィルタ】を開きます。
画面下の「+」から必要な【ノイズゲート】【ノイズ抑制】を追加し、レベルを調整しましょう。
必要なフィルタは収録環境によって異なるので注意してください。
OBSでノイズ除去フィルタを適用する方法は以上です。
関連人気記事:OBSのノイズ抑制おすすめ設定!マイク音質を劇的に改善する方法
③インストール不要!Media.ioを使ってオンラインでマイクのノイズを除去する
ここでは、高品質なノイズ除去ができるMedia.ioを使ったやり方を見ていきましょう。
ステップ1:Media.ioにアクセスしたら、【無料で始める】をクリックします。
ステップ2:中央の【フォルダマーク】から音声ファイルを追加し、除去するノイズの種類を選択します。その後、画面下の【いますぐ分離】をクリックしましょう。
ステップ3:ノイズ除去が完了したら、【ダウンロード】をクリックしてファイルを保存します。
Media.ioでマイクノイズを除去する方法は以上です。
4.マイクノイズ除去のよくある質問
最後に、マイクノイズ除去に関するよくある質問を紹介します。
質問1:マイクノイズにはどんな種類がある?
マイクノイズには、以下のような種類が存在します。
ノイズ |
原因 |
ノイズの音 |
ハムノイズ |
電子機器の影響 |
「ブーン」という低周波のうなり音 |
ヒスノイズ |
カセットテープやレコードなど、アナログメディアのほこり、傷など |
「ザー」という高周波の音 |
その他 |
収録中に音が入り込む |
キーボードの打鍵音 エアコンなどの環境音 風切り音など |
質問2:マイクノイズを最小限に抑える方法は?
マイクノイズを最小限に抑える方法としては、以下の工夫が挙げられます。
- 指向性マイクを使用する
- 収録環境の近くにある電子機器の電源を切る
- メーカーが推奨するケーブルを使用する
特にマイクとPCを接続する場合、純正(メーカーが推奨するもの)以外のケーブルなどを使用すると、ハムノイズが発生する原因になります。収録環境には細心の注意を払いましょう。
質問3:マイクノイズを完全に消すことはできる?
結論からお伝えすると、録音されたノイズのレベルによって異なります。一般的なレベルのノイズであれば、DemoCreatorなどのAIノイズ除去で問題はないでしょう。しかし、ノイズの音が大きかったり、外部の音を完全に除去するには専門スキルが必要です。その際は、専門業者への依頼が最も安心です。
まとめ:DemoCreatorでマイクのノイズ除去を体験してみよう!
マイクノイズを除去するなら、高性能AIを搭載したツールが手軽でおすすめです。ただしソフトによっては操作が難しかったり、使用目的に合わない可能性があるので、まずはツールを触ってみるのがよいでしょう。
「結局どれがいいかわからない...」という方には、DemoCreatorをおすすめします。完全無料でレコーディングでき、そのまま編集まで可能。全ての機能を直感的に使えるので、サクサク作業を進められます。
高品質なツールを試したい方は、ぜひDemoCreatorを無料インストールしてみてください。
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