【2023厳選】お薦めのマックフリー録音ソフト5選!録音方法もご紹介
音声入力はテキスト入力よりも手軽に多くの情報を残すことができるため、録音ツールはメモツールとしても使えます。また、音声を録音して動画制作などに利用できると便利な場面もあるでしょう。
Macで録音する場合、マイク音声は録音できてもシステムの内部音声は録音できないソフト・アプリが多いため、思ったように録音ができない場合もあります。
本記事では、Macbookなどのmacパソコンにおける録音方法やおすすめのMac録音ソフトについて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Part1.初心者におすすめのMac録音ソフト5選!
Macパソコンにデフォルトで付属しているボイスメモなどのアプリでも録音は可能ですが、システム権限の都合でシステム音声は録音できません。システム内部の音声のみをクリアに録音するためには、専用の録音ソフトをインストールして使うのが一番の近道です。
パソコンに詳しい人であれば、システムの権限やオーディオデバイスの設定を変更することもできますが、非常に手間がかかるため、有識者ほどデフォルトのアプリに頼らず、素直に専用の録音ソフトを使っています。
以下、初心者でも簡単に使えるMac用録音ソフトを5つ紹介します。
1位:Wondershare DemoCreator
「Wondershare DemoCreator」は画面録画や録音が可能で、動画編集、ライブ配信(仮想カメラ)の機能も実装している便利ソフトです。
録音対象のオーディオデバイスを自由に指定でき、Mac内部音声と外部マイク音声を録音できます。その他、オーディオの編集や、ノイズ除去機能、ボイスチェンジャー、速度調整などの機能もあるため、録音された音声のクオリティを高めることができるでしょう。
Wondershare DemoCreatorは操作が簡単なソフトとしても評価されています。無料体験版もありますので、使い勝手が気になる人は一度使ってみるとよいでしょう。
<Wondershare DemoCreatorのメリット>
・録音した音声データのカット編集や音量、速さの調整が可能
・ノイズ除去機能で、録音した音声データを後からクリアな音質にできる
・ボイスチェンジャーを使えば身バレも防げる
・動画作成やライブ配信にも対応
・操作が簡単で初心者でも安心
<Wondershare DemoCreatorのデメリット>
・「録音だけでいい」場合には機能が多すぎる
・出力可能な音声ファイル形式が少ない
Wondershare DemoCreatorでは、次の手順で録音を行います。
Step1ソフトをPC録画モードで起動し、オーディオデバイスを指定する
Step2「REC」ボタンをクリックして録音を開始し、音声入力または音源の再生を行う
Step3編集モードで必要部分をカット、音量調整などを行なってMP3などに出力
Macで簡単に録音ができるソフトWondershare DemoCreatorの無料ダウンロードはこちらへ
Macで録画・録音できるソフトWondershare DemoCreator
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2位:VideoProc Converter
VideoProc Converterは動画・音声ファイルの変換、録音、Web動画のダウンロード、画面録画などができるユーティリティソフトです。
このソフトを使うと、マイク録音とシステム内部音声の録音を同時に行うことができます。もともとファイル形式を変換するためのソフトなので、出力するファイル形式や音質の選択肢が非常に多いのも特徴です。
<VideoProc Converterのメリット>
・録音した音声データのカット編集や音量、速さの調整が可能
・ノイズ除去機能で音声データ内の余計な音を緩和
・動画編集も可能
<VideoProc Converterのデメリット>
・インターフェースにややクセがあり、使いにくさを感じることがある
・インターネット上に情報が少ない
VideoProc Converterでは、次の手順で録音を行います。
Step1. ソフトを録画モードで起動し、「画面録画」をクリック
Step2. 録画範囲を適当に設定し、画面下のスピーカーやマイクのアイコンから録音対象のオーディオデバイスを設定
Step3. 「REC」ボタンをクリックして録画開始
Step4. 録画終了後、動画のデータを編集し、音声ファイルとして出力して完了
3位:Apowersoft Mac音声録音ソフト
「Apowersoft Mac音声録音ソフト」はMacコンピュータからの録音に特化したソフトです。外部のマイク音声や内部のシステム音にも対応し、ストリーミングサービスやVoIP電話なども録音可能です。
複数の音声ファイル形式で出力できる他、ID3タグ情報の取得・編集もできるため、音楽のプレイリストの作成などに使いやすいでしょう。
<Apowersoft Mac音声録音ソフトのメリット>
・録音した音声データのカットや結合などの編集が可能
・シンプルな録音ソフトでわかりやすい
・音楽トラックのID3タグ情報(メタ情報)を追加できる
<Apowersoft Mac音声録音ソフトのデメリット>
・録音や編集の作業をシームレスにできない
・最小限の編集機能しかない
・インターネット上に情報が少ない
Apowersoft Mac音声録音ソフトでは、次の手順で録音を行います。
Step1. ソフトを起動し、左下の録音ボタンをクリック
Step2. 録音対象の音声や音楽を入力する
Step3. 必要に応じて編集や別のファイル形式での出力を行う
4位:EaseUS RecExperts
EaseUS RecExpertsは画面録画や音声の録音、Web上のメディアファイルのダウンロードなどに対応したソフトです。
Macのデフォルトの録音ソフトでは拾えないシステム内部の音も取得でき、もちろん外部からのマイク音声の録音もできます。動画ファイルから音声だけを音声ファイルとして出力するなど、動画ファイルと音声ファイルの両方を扱えるのが魅力です。
<EaseUS RecExpertsのメリット>
・録音した音声データのカット編集や音量、速さの調整が可能
・動画編集も可能
・スケジュールを予約して録音することも可能
<EaseUS RecExpertsのデメリット>
・多機能だが、機能多くは有料版でしか提供されていない
・録音だけが目的の場合は価格が高い
EaseUS RecExpertsでの録音の手順は次のとおりです。
Step1. ソフトを起動し、「オーディオ」をクリック
Step2. 左下の「オーディオ」をクリックして音源や音量を調節
Step3. 「REC」ボタンをクリックして録画開始
5位:Movavi Screen Recorder
「Movavi Screen Recorder」は、簡単操作で人気の画面キャプチャソフトです。画面の録画だけでなく、音声も拾って動画に入れることができます。
マイク音声、システム音声の両方を録音することが可能で、シンプルな編集ツールにより不要部分のカットや音量調整などの編集も可能です。また、スケジュールを設定して予約録画もできるなど、有用な機能を数多く備えています。
<Movavi Screen Recorderのメリット>
・録音した音声データのカット編集や音量、速さの調整が可能
・動画編集もある程度可能
・スケジュールを予約して録音することも可能
<Movavi Screen Recorderのデメリット>
・多機能だが、機能多くは有料版でしか提供されていない
・録音だけが目的の場合は価格が高い
Movavi Screen Recorderでは、次の手順で録音を実行します。
Step1. ソフトを起動し、「画面録画」をクリック
Step2. 録画バーのマイク、カメラのアイコンからオーディオデバイスを設定
Step3. 「REC」ボタンをクリックして録画を開始し、音声を入力
Step4. 編集画面で適宜編集し、音声ファイル形式として出力
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Part2.Mac録音ソフトにあると便利な機能
音声を録音するだけであれば、それぞれの録音ソフトの間には大きな差はありません。しかし、次のような機能を持つ録音ソフトは非常に便利ですので、ソフト選びの際のポイントとして覚えておくとよいでしょう。
ポイント1:不要なMacの音声を分割・カットする機能
録音ソフトの中には、音声データを分割してカットできる機能があるものもあります。こうしたソフトは、編集用のソフトを別途インストールする必要がないので非常に便利です。録音時に、無音が続いたり余計な音が入ってしまったりしても、不要な部分をカットしてコンパクトにまとめることができます。
ポイント2:音声に背景画像や動画を挿入できる機能
音声に背景画像や動画を加えて、1つの映像作品として編集できるソフトもあります。音声にイラストを加えてマンガ風にしてみたり、イメージ写真を表示したりもできます。専門の動画編集ソフトを購入することなく、録音ソフトだけでこうした作業が完結するので低コストですし、録音したファイルの利用の幅も広がります。
ポイント3:ボイスチャンジャー
録音した音声に処理を加え、別の性質をもった音声に加工する機能です。ボイスチェンジャーを使うと性別を変えたり声質を変えたりできるので、音声情報から生じる身バレを防ぐことができます。また、複数人での会話を1人で簡単に表現できるのも便利です。
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ポイント4:音量調整
音量調整とは、録音した音声データの音量を調整する機能です。特に、システムの内部音声とマイクの両方を録音する場合や、複数の音声データをミックスして使うような場合には音量のバランスが悪いと非常に聞きにくくなります。これらを調整して聞きやすい大きさに揃えられる機能があると便利です。
ポイント5:ノイズ除去
マイク録音の際には、周囲の雑音や風や息などから生じるノイズが入る場合があります。録音時に注意することでもある程度抑制できますが、録音ソフトでもノイズを除去できる機能があると音質がより向上します。
ポイント6:字幕追加
音声だけでなく字幕があれば、より確実に情報を伝えられます。字幕は音声をそのまま表示するだけでなく、追加情報を加えるためにも使われます。楽曲のプレイリストに、歌詞やタイトル、アーティストなどの情報を文字情報として加えておけば楽曲をもっと楽しく味わえるでしょう。
上記機能を全て実装しているソフトは?
今回紹介した中でも、Wondershare DemoCreatorは上記の機能を全て実装しているソフトで特におすすめです。音声の録音だけでなく、録画や動画編集にも対応します。手元の既存の音楽ファイルを編集して動画化して楽しむことも可能です。
DemoCreatorをお持ちない方はこちらより無料ダウンロードできる
Part3.まとめ:Macの録音ソフトはシステムの内部音声も録音できる&便利な機能を持ったソフトを選ぼう!
Macのボイスレコーダーでは、システム権限の都合からシステムの内部音声には対応していないソフトも多いため、録音ソフトを選ぶ際は内部音声の録音にも対応したソフトを選ぶようにするとよいでしょう。
また、DemoCreatorのように録音だけでなく音声の編集や動画化にも対応できるソフトだと、音声データの利用の幅が広がります。本記事の中で興味をもったソフトがあれば、ぜひ一度使ってみてくださいね。
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