動画から音声だけを抽出してMP3ファイルに作成してみよう
- 1.動画から音声を抽出するメリット
- 2.Wondershare DemoCreatorで動画から音声を簡単に抽出できる
- 3.Wondershare DemoCreatorで動画ファイルから音声だけを抽出する方法
- 4.動画から抽出した音声をMP3形式で保存
- 5.まとめ
1.動画から音声を抽出するメリット
動画を撮影するのも、視聴するのも誰もが手軽にできる時代です。動画を見ていて、次のように思ったことがあると思います。
「MV(ミュージックビデオ)の動画ファイルは重いから、音楽だけのデータにしたい」、「芸能人のyoutubeチャンネルのおしゃべり動画を音だけで聴きたい」などです。結論から言うと、動画から音声を抽出することは可能です。音声を抜き出せばファイルサイズが小さくなりますし、お気に入りの動画を作業用や休息用BGMにできます。
ここで音声抽出の具体的なやり方について説明したいと思います。
2.Wondershare DemoCreatorで動画から音声を簡単に抽出できる
「Wondershare DemoCreator」とは編集機能のついた画面録画ソフトです。範囲を指定してパソコンの画面上を動画で記録でき、外部の音声も入れられるため、多くのユーザーに選ばれています。なお、動画から音声を分離して抽出することがとても簡単です。以下に本ソフトの特徴を挙げます。
①シンプルで使いやすいつくり
エリアごとに機能がまとまっており、各種ボタンの配置もすぐに覚えられます。機能は主にキャプチャーと動画編集の2つに分かれています。キャプチャーで録画、編集で動画のカットや結合、特殊効果の追加などが可能です。
②リーズナブルな価格
1年間限定のプランは2,980円、永続プランでも6,000円以下で手に入ります。もちろん、Mac版の用意もあるのでご自身のPC環境に合わせて購入できます。法人や学生向けのライセンスもあります。
③入力ファイル形式が豊富
AVI、MP4、MOV、MPEG、M2TS、M4V、WMAなど、一般的に普及している形式はほとんど網羅しています。ソフトを買ってしまってから、編集に使いたいファイルにソフトが非対応であることに気づくといったトラブルを防げます。
3.Wondershare DemoCreatorで動画ファイルから音声だけを抽出する方法
Wondershare DemoCreatorの編集機能を利用します。使う動画はあらかじめ自分で分かりやすい場所(デスクトップやUSBメモリ、外付けHDDなど)に保存しておきます。
Step1:Wondershare DemoCreatorを開く
デスクトップのショートカットをダブルクリックするのが簡単です。
Step2:動画編集モードを選択
間違えてキャプチャーモードを選んでしまっても、ワンタッチで戻ることができるので問題ないです。編集の作業ウィンドウは3つのエリアに分かれています。上段左はメディアライブラリ、右にプレビューウィンドウ、下段にタイムラインがあります。
Step3:動画をインポート
メディアライブラリにある「インポート」ボタンをクリックすると、動画ファイルを指定するための画面がポップアップします。動画を指定して「開く」をクリックすれば完了です。
Step4:動画をタイムラインにドラッグ&ドロップ
メディアライブラリにある動画のサムネイル(動画の最初の部分が小さい画像になったもの)にカーソルを合わせ、下段のタイムラインにドラッグ&ドロップします。
Step5:動画から音声を抽出
タイムライン上の帯状になった動画を右クリックすると出るメニューで、「オーディオを分離」のコマンドを選択します。これで映像と音声が分かれました。
動画音声を抽出して保存する方法
4.動画から抽出した音声をMP3形式で保存
前章のStep5まで終われば、あとは簡単です。音声ファイルはお好みで不要部分をカットしたり、コピーして後ろにつなげたり、といったことも可能です。また、ノイズを除去してよりクリアな音声にできます。これらの作業は行わない前提で進めていきたいと思います。他にも色々な機能が備わっています。詳しくは製品ページの操作ガイドをご覧ください。
Step1:映像を削除
タイムライン上にあるデータのうち、映像のファイルだけを消します。見分けるコツとしては、音声ファイルには折れ線の波形が表示されています。
右クリックしたら、「削除」を選べばOKです。間違えると、動画をタイムラインにドラッグ&ドロップするところからやり直しになるので注意が必要です。
Step2:プロジェクトデータの保存
この手順は省略しても大丈夫です。「ファイル」、「プロジェクトを名前を付けて保存」の順にクリックします。保存先を任意で決めたら保存ボタンをクリックします。
Step3:動画音声をMP3形式で保存
●画面左上の「エクスポート」をクリックします。
●続いて、「ローカル」をクリックすると、各種設定項目が出てきます。「フォーマット(ファイル形式のこと)」をMP3、「名前」を好きなものに設定します。「保存先」は分かりやすい場所にしておくと、探しやすいです。
●最後に、右下にある「エクスポート」ボタンをクリックします。
以上で音声のMP3形式での保存作業は終了です。
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5.まとめ
よくあるmp4形式などの動画なら、すぐに音声ファイルを抽出できます。紹介したDemoCreatorには無料の体験版があります。一部機能の制限はありますが、有料製品と同等の感動を味わえます。
今回は動画からの音声の抽出と保存を分けましたが、この2つは続けてやった方が理解しやすいです。一連の操作をマスターすれば本格的な動画編集にも活かせるので便利です。
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