Discordで画面を共有する方法を詳しく解説!
アメリカ発のコミュニケーションツール「Discord」。
直感的な操作感と多様なコミュニケーション方法で、コミュニティを形成するにはもってこいのサービスです。
Discordを使用している方の中には、
「Discordで画面共有がしたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではPC版とスマホ版、それぞれのDiscord画面共有の方法について解説していきます。
更に便利な画面共有ツールを使った方法や、方法の選び方、注意点などについても紹介していくので、是非今後のDiscordライフに役立ててください!
Part1.Discordとは
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『Discord』とは、「皆が居場所を見つけられる空間を」というコンセプトの元開発された、アメリカ発のコミュニケーションツールです。
チャット機能や、音声通話機能に加えて、本記事のテーマである画面共有機能なども搭載されており、PCアプリ、ブラウザ、スマホアプリなど多様なアクセス方法も人気の要因の一つです。
また、搭載されているビデオ通話機能は遅延が少なく、クオリティも高いため、コロナ禍を経て、テレワーク需要などにも刺さりました。
2015年にリリースされた当時はゲームに特化したコミュニティサービスとして誕生したDiscordですが、現在ではビジネスや大学サークルなど、より多くのジャンルで活用されています。
Part2.Discordで画面共有する3つの方法
Discordで画面共有をおこなう方法として、おもに3つの方法が挙げられます。
・PCでDiscordの標準機能を使って画面共有する方法
・PCでDemoCreatorを使ってDiscord画面共有する方法
・スマホ版Discordで画面共有する方法
それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、まずは全ての項目を確認した上で、あなたの状況に合いそうな方法を選択してください。
2-1.Discordで画面共有する方法【PC編】
まずはPC版Discordの標準機能で画面共有をおこなう方法について解説します。
Step1.ボイスチャットを開始
まずは友人とのボイスチャット、もしくはサーバーからボイスチャットを開始しましょう。
Discordのボイスチャットは、サーバー内で最大25人まで参加が可能です。
Step2.画面ボタンをクリック
画面左側にある[画面を共有する]をクリックしましょう。
画面共有ウィンドウが表示されるので、共有したい画面を選択します。
Step3.Discors画面共有設定
画面共有の細かい設定をしていきます。
画面共有を配信したいチャンネルや、配信時の解像度、フレームレートを設定していきましょう。
解像度やフレームレートが高くなると、その分映像は綺麗できめ細かくなりますが、その分重くなってしまいます。
配信側の通信環境はもちろん、画面共有相手の電波状況も考慮した上で、必要最小限の設定に留めるのがおすすめです。
Step4.Discord画面共有の開始
最後に[Go Live]をクリックすると画面共有が開始されます。
ボイスチャットに複数人が参加している場合は、全員が同じ画面を見ながら会話できますよ!
Step5.Discord画面共有の終了
画面左側の[配信を中止]をクリックして画面共有を終了しましょう。
画面下部の赤いボタンは[切断]ですので、ボイスチャット自体が終了してしまいます。間違わないように注意してください!
2-2.DemoCreatorを利用してDiscordで画面共有する方法【PC編】
続いて、DemoCreatorというサードパーティソフトを使ったDiscord画面共有の方法を紹介します。
DemoCreatorを使った方法では、ただ単に画面共有するだけではなく、注釈を追加したり、バーチャルアバターやカメラエフェクトを追加したりと表現手法が大幅に増加するのが特徴です。
①DemoCreatorとは
「Wondershare DemoCreator」は画面共有用モードや動画編集、画面録画機能が搭載されたハイブリッドソフトです。
全ての機能が特化ソフト以上のクオリティで収録されているにもかかわらず、操作がシンプルで直感的。
誰でも簡単で気軽に使いこなせる点が特徴です。
画面共有機能では、シンプルな画面共有はもちろん、
・バーチャルアバターを使用
・AIによる背景削除、美顔加工などのカメラエフェクト
・豊富なバーチャル背景
・更に説明を分かりやすくする注釈ツール
など、様々な機能が豊富に搭載されており、使用することでDiscordビデオチャットを更に盛り上げてくれるでしょう。
②DemoCreatorを利用してDiscordで画面共有する手順
DemoCreatorを使ったDiscord画面共有の方法は以下の通りです。
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Step1.動画プレゼンテーションモード
DemoCreatorを起動し[動画プレゼンテーション]をクリックして、プレゼンテーションモードを立ち上げます。
Step2.Discord画面共有の設定
各種機能を使って共有する画面の準備やその他の設定を進めていきます。
・インポート:左下のインポートから共有したい画面やPowerPointファイルなどを追加します。
・Webカメラ設定:[カメラ]からWebカメラを使ったワイプも画面共有に追加できます。配置や大きさもマウス操作で自由自在です。
このステップで作成した画面がそのままDiscordで共有されます。
Discordで使用したい画面が作成できたら、[ストリーミング]をクリックしてライブストリームを開始します。
※DiscordとDemoCreatorは同時に起動しておく必要があります。
Step3.Discord側の設定
Discordを起動し、[Settings…]に移動します。
[音声・ビデオ]タブに移動し、ビデオ設定内の[カメラ]を[DemoCreator Virtual Camera]に変更してください。
[ビデオをテスト]をクリックするとDemoCreator側の画面が共有されていますね!
Step4.ビデオチャットを開始
後はビデオチャットを開始すればOKです!
ちなみに、画面共有を終了したい場合や、注釈を加えたい場合はDiscordではなく、DemoCreator側を操作する必要があります。
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Discord画面共有方法|Wondershare DemoCreator
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③Discord画面共有時に使えるDemoCreatorの機能
先ほど紹介したDemoCreatorの、それぞれの機能をもう少し詳しく解説します。
・バーチャルアバター
Discord画面共有中に、DemoCreatorに搭載された高精度モーショントラッキング技術によって、動きや顔の表情と連動するバーチャルアバターが簡単に追加できます。
搭載されているアバター以外にもVRMをアップロードしたり、VRoid Studioで新しいオリジナルアバターの作成も可能です。
顔は出したくないけど、動きは出したいというような場面で大活躍する機能ですよ!
アバターを活用してDiscord画面共有を体験してみましょう
・カメラエフェクト
DemoCreatorには、高度な顔認識機能が搭載されており、その機能を活用することで「美顔フィルター」「背景削除」などの高度な演出もワンクリックで実現可能です。
美顔フィルターは、美肌効果はもちろん、鼻の高さや目の大きさなどを自然に細かく調整できますよ!
また、部屋を見せたく無い方は[背景削除]をクリックすれば、どんな背景とも簡単に背景合成が可能です。
・注釈ツール
Discord画面共有しながらリアルタイムで図形やテキスト、注釈が追加できる機能です。
画面共有中に口頭でうまく説明ができなかった経験のある方も多いでしょう。
そんなときDemoCreatorの注釈ツールがあれば、一瞬で相手に適切な情報が伝えられるでしょう。
・豊富なバーチャル背景
様々なジャンルの背景が動くバーチャル背景が搭載されています。
よく見かける背景とは異なるため、オリジナリティを存分に発揮してくれるでしょう。
2-3.スマホ版Discordで画面共有する方法(iPhone/Android)
スマホ版Discordの標準機能で画面共有する方法は以下の通りです。
PC版とは若干異なるため、普段PCを使用する方も是非チェックしておいてください。
なお、iPhoneとAndroidの画面共有方法は基本的に変わりませんよ!
Step1.通話を開始
まずは先ほどと同様にボイスチャットやDMから通話を開始します。
Step2.ブロードキャスト
メニューを下から上にスワイプして[画面共有]ボタンを選択し、[ブロードキャストを開始]をタップします。
開いているスマホ画面が共有されるため、共有したい画面に移動しましょう。
Step3.配信停止
Discordアプリに戻って[配信を停止]をタップすれば、画面共有は停止できます。
Part3.Discord画面共有方法の選び方
ここまで3つの画面共有方法を紹介してきました。
どの方法を選ぶか迷っている方も多いかもしれませんね。
そこで、この章では画面共有方法ごとのメリットやデメリットに触れた上で、選び方について解説していきます。
①方法ごとのメリット・デメリット
方法ごとの主なメリット・デメリットは以下の通りです。
|
メリット |
デメリット |
Discord標準機能【PC】 |
・もっとも簡単な方法 |
・機能がシンプル過ぎる |
DemoCreatorを使用 |
・画面共有中に様々な機能が使える |
・ソフトの追加インストールが必要 |
Discord標準機能【スマホ】 |
・外出先でも使用できる |
・LINEなどの個人情報が映り込みやすい |
②結論:状況による
以上のメリット・デメリットを踏まえて、使用する方法は状況やタイミングによって使い分けるのがおすすめです。
どの方法がもっとも優れているということは無く、それぞれに良い点、悪い点が存在しています。
目安として、以下の様な使い分けがおすすめです。
- Discord標準機能【PC】:各種設定する時間がない、追加でソフトをインストールできないケース
- DemoCreatorを使用:より高度な画面共有を望む場合、動画編集や画面録画も使用する方、その他
- Discord標準機能【スマホ】:外出先、PCを持っていない方、スマホゲーム画面を共有したいケース
DemoCreatorが全体的に機能面で優れているため、基本をDemoCreatorとした上で、状況次第でDiscord標準機能も併用するのが個人的におすすめの使い方です。
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Part4.Discordで画面共有をする際の注意点
Discord画面共有の方法や選び方を理解していただいた上で、最後に注意点を2点紹介します。
注意点1.個人情報の取り扱い
画面共有中に、意図せず通知などによって個人情報が映り込んでしまうケースに注意してください。
対策として、デバイスのシークレットモード設定などに加えて、Discordの配信モードを使用するのがおすすめです。
[ユーザー設定]から[配信モード]を有効にすることで、DemoCreatorやOBSなどの配信ツールを使用して配信をおこなう際に、Discord内の個人情報や通知を表示させないことができます。
特に不特定多数のユーザーとビデオチャットをおこなう際には必須の設定ですよ。
注意点2:見せたくない画面を表示しない
アプリを指定して画面共有するのではなく、画面指定による画面共有をおこなった場合、直近まで観ていたYouTubeの動画や、閲覧していたWebページ、ブックマークなどが映り込んでしまうことも考えられます。
これらは、配信モードを使っても隠せるものではありません。
対策として、
・画面共有前に必ず整理
・画面指定では無く、アプリ/ソフトを指定する
ことで、このような事態は避けられるでしょう。
まとめ:Discord画面共有を使いこなしてコミュニケーションを円滑に!
この記事では、Discordで画面を共有する方法について、3つの方法を紹介してきました。
それぞれの具体的な使用方法や、メリット/デメリット、選び方についてもご理解いただけたのではないでしょうか?
Discordは、使い始めは少し操作や概念が複雑に感じてしまうかもしれませんが、使いこなせれば唯一無二の便利なコミュニティツールです。
また、記事中で紹介したDemoCreatorを、利用すれば更に高度な環境も手軽に導入できます。
是非、使いこなして、今より更に円滑なコミュニケーションがとれる環境形成に活用してください!
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