Unity Recorderの使い方と他におすすめの画面録画ソフトをご紹介!
現在主流となっているUnityで作れたゲーム。それらを録画するのに良く利用されているのが、Unity Recorderというアセットです。
Unityを使ってゲームを開発している場合、その進捗状況やサンプル気軽にゲームプレイを動画として保存できるUnity Recorderは、非常に便利な機能となっています。Unity Recorderを使えば、Unity Editorの上で実行したシーンのレンダリングの結果をキャプチャーし、動画ファイルとして出力が可能です。
そのため基本的にUnity Editorを使ったコンテンツ制作のツールとして使うのがその主な目的となっています。
1、Unity Recorderで録画する方法
Unity Recorderを使って録画するには、まずアセットストアからそれをダウンロードする必要があります。
インストールしなければ使えないため、まだの方は以下の手順で行ってください。
なお、Unityのバージョンアップによっては方法が少し変わる可能性があるため注意しましょう。
Step1.Unityを起動し、上部メニューの「Window」から「Package Manager」をクリック
Step2.「Unity Package Manager」が開いたら、上の方にある「Advanced」をクリック
Step3.開いたメニューの中から「Show preview packages」をクリック
Step4.表示されたプレビューの中から「Unity Recorder」をクリックし、右下の「Install」をクリック
以上で完了です。
上記の作業を行うことでUnity RecorderがUnity上に表示されるようになります。
表示を確認できたところで、次はいよいよ録画を行います。
Unity Recorderでの録画は動画と画像がありますが、基本的に操作は同じです。
Step1.Unityを起動する
Step2.Unityの上部メニューの「Window」から「General」→「Recorder」→「Recorder Window」と選択する
Step3.Recorderウインドウが開いたら「Add New Recorder」ボタンを押し、「Movie」を選択する
※連番静止画ファイルの場合は「Image Sequence」を選択
Step4.「Format」で出力形式を選択
Step5.「File Name」でファイル名、「Path」で保存場所を設定
Step6.「Capture」でキャプチャー元となるソースを選択する
キャプチャー元のソースは以下の4つがあります。
- Game View:Game Viewに表示される映像をキャプチャーする
- Targeted Camera:指定のカメラの映像をキャプチャーする
- 360 view:VR動画形式でキャプチャーする
- Render Texture Asset:指定のRender Textureをキャプチャーする
とりえずキャプチャーしたい時はGame Viewで問題ありません。
Step7.「START RECORDING」をクリックして録画を開始
Step8.「STOP RECORDING」をクリックして録画を終了する
以上で完了です。
Unityのデータを動かすため、設定が細かくなっているのが特徴でもあります。
そのためUnity Recorderを使って録画しようと思うと手間と時間がかかってしまいます。
一方でUnity純正のソフトであるため親和性は非常に高く、細かい設定で録画できるのが強みです。
ただ全てが英語表記な分、わかりにくいのが難点でもあります。
2、画面録画をするならWondershare DemoCreatorもおすすめ!
Unityを録画するにはUnity Recorderしか使えないのかというとそうでもありません。他の画面録画ソフトを使うのも良いでしょう。そんな時にオススメなのが、Wondershare DemoCreatorです。
Wondershare DemoCreatorは画面録画と動画編集の両方ができる多機能なソフトとなっています。
動画の録画方法も、画面のキャプチャーはもちろん、Webカメラ・ゲームまで対応しており、音声の録音まで可能です。録画時にはシステム音とマイク音が自由に変更できるため、例えばゲームのプレイ映像に自分の声を入れるなんてこともお手の物となっています。
注目したいのは動画編集機能です。画面録画ソフトに動画編集機能がついているソフトはいくつもありますが、Wondershare DemoCreatorほど本格的に編集できるソフトはありません。
画面録画だけでなく動画編集も本格的に行えるため、別途動画編集ソフトを入手する必要はないでしょう。動画編集もシステム音とマイク音を別々に編集できるのはもちろん、カット&ペースト、速度変更、グリーンスクリーン、ズーム&パンなど欲しいと思える機能が揃っています。
Unity Recorderの代わりになるソフト‐Wondershare DemoCreator
そんなWondershare DemoCreatorを使った録画方法は、以下の手順で行ってください。
Step1.Unityを起動する
Step2.Wondershare DemoCreatorを起動する
Step3.表示されたメニューの中から「PC画面とWebカメラ」をクリック
Step4.メニュー左にある「録画範囲」で録画したい範囲を設定
Step5.「システムオーディオ」で録音できているかチェック
Step6.マイクを使う場合は「マイクロフォン」が音声を認識しているかチェック
Step7.Webカメラを使う場合は「Webカメラ」が認識しているかチェック
Step8.メニューの一番右にある「REC」ボタンをクリックして録画開始
Step9.録画を終了する時は「録画終了」ボタンをクリック
以上で完了です。
録画が終わると、すぐに「動画編集」画面に入りますので、録画した動画ファイルをすぐに編集することが可能です。
「高速エクスポート」を利用すればMP4での出力ができますが、GIF動画にしたい場合は動画編集から出力する拡張子を選ぶと良いでしょう。
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3、Unity Recorderの使い方まとめ
今回はUnity Recorderの使い方をまとめました。Unity RecorderはUnityで作成しているゲームを撮影するためのアセットです。
Unityの機能のため、撮影するためにはUnityのアセットストアからインストールする必要があります。細かい設定でゲーム画面を作成できますが、英語表記だったり設定項目が細かかったりと人によっては使いにくいかもしれません。
Wondershare DemoCreatorなら、誰でも簡単操作でUnityの録画が可能です。撮影後すぐに編集し、見栄えの良い動画を作成できるため、ぜひ一度試してみてくださいね。
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