Airserverの使い方は?PCでiPhone・iPadの画面を録画する方法
今でこそ簡単に画面をキャプチャーできるようになったiPhoneですが、iOS 11以前のパージョンでは画面キャプチャーができませんでした。ほとんどのiPhoneが対応しているとはいえ、古い機種では対応していないものもあるため画面をキャプチャーする際には別のソフトを利用しなけれいけません。
Airserverはそんな時に活躍してくれるiOS専用の画面キャプチャーソフトです。今回はAirserverの使い方と簡単に画面録画ができるソフトを解説します。
1、Airserverとは?
Airserverは、iPhoneやiPadの画面をパソコンに映し出すためのパソコン用の画面録画ソフトです。対応OSはWindows、Mac、Linuxとほとんど全てのパソコンで使えます。
Airserverを使うことでiPhone/iPadの画面をミラーリングし、音楽・動画・画像などをパソコンの画面で視聴することが可能です。また複数のiOS端末から同時にミラーリングすることも可能なため、iPhoneやiPadを複数台持っている方でも大丈夫な仕様となっています。
ソフトは無料版と有料版があり、以下の料金体系です。
- 無料版
- 教育ライセンス:7.99~11.99$
- 消費者ライセンス:19.99$
- ビジネスライセンス:39.99$
無料版は機能制限なく使える者の、30日間しか使えません。
また金額からもわかるようにAirserverは海外初のソフトで、金額もドル基準となっているため注意が必要です。
ホームページも英語表記にしか対応していないため、利用する際はWebブラウザの翻訳機能などを使うと良いでしょう。
2、Airserverの使い方
Airserverはどうように使えばiPhone・iPadのミラーリングができるのでしょうか。ここからはその使い方について解説します。
まず大前提として、Airserverを使うパソコンとiPhone・iPadが同じWi-Fiに接続されていなければなりません。
デスクトップパソコンの場合、有線接続されていればOKです。無理に無線接続する必要はありません。
iPhone・iPadとパソコンがネットワークに繋がっているのを確認した上で、以下の方法で使いましょう。
Step1.Airserverを起動し、パソコンのタスクバーから「Airserver」をアイコンを右クリック
Step2.iPhone・iPadのコントロールセンターを開き、「AirPlay」をタップ
Step3.自分のパソコンの名前を選択し、ミラーリングをオンにする
※パソコンの名前はAirserver内の設定で変更可能
Step4.Airserverに表示されたiPhone・iPadの画面を右クリックし、「デバイス名」を選択
Step5.「Record」クリック
Step6.録画が終了したら「Stop」をクリック
以上で完了です。
元々がiPhone・iPad専用のソフトのため使い勝手が非常に良いのが特徴となっています。画質は他のミラーリングと比べても圧倒的に綺麗なため、使う用途を選べば大きな見方になってくれるソフトでもあります。
3、PC画面を録画するなら画面録画ソフトWondershare DemoCreatorを使おう!
AirserverはiPhone・iPadの画面を綺麗な画質でミラーリングをするには適していますが、録画面においては少し使いにくい部分がありました。そこで併用したいのが、Wondershare DemoCreatorです。
Wondershare DemoCreatorは画面録画と動画編集が一緒になったソフトで、Airserverでミラーリングした画面を録画することが可能となっています。
細かい設定も必要なく誰でも簡単に画面録画をできるのが特徴で、プレゼンテーションや講義用の動画を撮影する以外にもゲーム実況などで利用されています。画面録画と一緒にマイク音声までも録音できてしまうため、iPhoneの画面を操作しながら解説音声を録る、なんていうこともお手の物です。
更に本格的な動画編集機能も搭載されているため、録画してすぐにシームレスに編集作業へと移行できます。編集機能もAIによる顔認証、豊富なモーションエフェクト、パン&ズーム、タイトル・注釈追加など編集時に欲しい機能がほとんど搭載されています。そのため誰でも時間をかけることなくYouTubeなどで見られる動画を作れるようになるでしょう。
プロ顔負けの動画すら作成可能なので、これから動画で発信したい方にはピッタリのソフトです。
PC画面の録画に役立つ画面録画ソフト‐Wondershare DemoCreator
そんなWondershare DemoCreatorを使って録画する際は、以下の手順で行ってください。
Step1.Airserverを起動し、iPhone・iPadとミラーリングを行う
Step2.Wondershare DemoCreatorを起動し、メニューから「PC画面とWebカメラ」をクリック
Step3.表示されたメニュー左側の「録画範囲」をクリックし、録画する範囲を指定する
Step4.iPhone・iPadの音声が認識されいるか「システムオーディオ」でチェック
Step5.マイクで音声を録音する場合は「マイクロフォン」でマイク・音声が認識されているかチェック
Step6.Webカメラを使う場合は、「Webカメラ」をチェック
Step7.全ての設定が終わったら、右端にある「REC」ボタンをクリック
Step8.録画が完了したら「録画終了」ボタンをクリック
※F10キーでもOK
以上で完了します。
撮影が終わったら、今撮影した動画は自動的に動画編集画面にインポートされます。動画の切り取り、サイズの変更、注釈やトランジションなどの追加を行うことができます。
編集が完了した後、編集画面の右上にある「エクスポート」ボタンをクリックして動画を出力することができます。
このように非常に簡単に画面録画から動画編集まで行えるので、ストレス無く動画作成できますよ。
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4、Airserverの使い方まとめ
AirserverはiPhone・iPadの画面をWi-Fiを使ってパソコン画面に映し、録画するためのソフトです。無料で30日間も使えますが、英語にしか対応していないため少し使いにくいのが難点でもあります。また録画中に音ズレやデバイスの認識がされないといった不具合もあり、メインで使うには少し不便に感じることがあるでしょう。
そんな時にWondershare DemoCreatorを一緒に使えば、音ズレの心配なく画面録画が可能です。簡単操作でiPhone・iPadの画面録画ができるのはもちろん、プロ顔負けの動画を作れる編集機能までついているため非常に便利なソフトとなっています。
無料体験版もあるので、ぜひ一度使ってみてくださいね。
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