YouTubeのエンディング動画の作り方をわかりやすく解説
- 1、エンディング動画とは?
- 2、YouTubeのエンディング動画を作成する必要性
- 3、YouTube Studioでのエンディング動画の作り方
- 4、YouTubeエンディング動画の作成に役立つソフト‐Wondershare DemoCreator
- 5、YouTubeエンディング動画を作成する時の注意点
- 6、YouTubeのエンディング動画の作成方法まとめ
YouTubeで動画作成している方は、 「エンディング動画を作成した方がいいのかな」 「エンディング動画を作成したいけど、どのように作ればいいのかわからない」 と悩んでいませんか?
エンディング動画は、印象を良くするだけでなく、視聴回数や視聴者数を増やすために必要な動画です。
この記事では、簡単にYouTubeのエンディング動画の作り方について紹介します。
1、エンディング動画とは?
エンディング動画とは、動画の最後に流れる短めの動画のことをいいます。
テレビやアニメのエンディングをイメージしていただければ想像しやすいでしょう。
動画がいきなり終わってしまっては、視聴者は困惑します。そのためYouTubeで動画を作成しているほとんどの方は、視聴者を困惑させないために15秒ほどのエンディング動画を挿入しています。
2、YouTubeのエンディング動画を作成する必要性
YouTubeでエンディング動画を作る必要性は2つあります。
- チャンネルの差別化を図るため
- 登録者数を増やすため
その1チャンネルの差別化を図るため
エンディング動画があるとチャンネル自体の統一感が出ます。
なぜならテレビやアニメでも、エンディングが流れると視聴者に終わりを実感させることができ、起承転結がはっきりと出るからです。
エンディング動画は、チャンネルの看板とも言えるので、他の動画との差別化を図るためにも動画の終わりに挿入することをおすすめします。
その2登録者数を増やすため
エンディング動画は、登録者数を増やすための目的があります。
初めて見た視聴者に「チャンネル登録はこちらから」と初めて見た方に促すことで、登録をしてもらえる可能性を高めます。
登録者数は人気度を表す指標の一つです。YouTubeのテンプレートを使ってチャンネル登録ボタンを設定できるので、登録者を増やすためにエンディング動画を作成することをおすすめします。
3、YouTube Studioでのエンディング動画の作り方
YouTube Studioでエンディング動画を作るには、画像とBGMの2つを用意し、動画の作成を行います。
素材に必要な画像とBGMの用意の仕方。用意が整った後の動画作成手順について詳しく解説します。
画像素材の準備
エンディングで必要な画像を最低3枚は用意します。
3枚の内訳は「チャンネルのロゴ」「チャンネル登録のロゴ」「エンディング動画の背景」です。
過去に作成した動画や次回動画の一部分を静止画で用意してもかまいませんが、上記の3枚は自身で制作をするか、外部に発注して作成してもらいましょう。
BGMの準備
エンディング動画に欠かせないのがBGMです。
フリーBGMサイトはいくつかありますが、おすすめはDOVA-SYNDROMEです。なぜならフリーBGMが11,226曲全てが無料でダウンロードができるからです。
YouTubeで聞いたことがあるBGMが沢山あります。あなたのチャンネルの雰囲気にあったBGMを探してみてはいかがでしょうか。
エンディング動画の作成手順
必要な画像とBGMが用意できましたら、エンディング動画の作成にとりかかりましょう。
エンディング動画の作成ステップは5つです。
Step1.YouTube Studioを起動
YouTubeチャンネルにログインし、ホーム画面右上のアイコン→YouTube Studioを開きます。
編集画面から編集したい動画を選択し、ペンマークロゴ→画面右下にある「終了画面」ボタンをクリック。
終了画面の表示開始時間を設定します。
Step2.チャンネル登録を設定
「+要素」→「登録」をクリック。
この順番でクリックすると、チャンネルアイコンが表示されます。終了画面内に収まるように設定しましょう。
Step3.他の動画に誘導する設定
他の動画に誘導する設定は以下のステップで行います。
- 要素を追加→動画または再生リストを選択
- 「最新のアップロード」「視聴者に適したコンテンツ」「動画または再生リストを選択」3つのどれかを選択
- 選択後、右下の「要素を作成」をクリック
以上の手順で表示させる動画や再生リストを選択できます。
Step4.テンプレートを使用
テンプレートを選んで作成することもできます。
テンプレートを保存し、先ほど用意した画像を挿入します。
Step5.カード機能を使用
カード機能とは、動画左上に「関連動画」などのポップを表示する機能のことをいいます。
設定方法は、「終了画面」の下にある「カード」を選択。カードを追加することで、「アンケート」「別のチャンネルの誘導」「自社のサイトURL」を表示できます。
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4、YouTubeエンディング動画の作成に役立つソフト‐Wondershare DemoCreator
パソコンでエンディング動画を作成するには、動画編集ソフトWondershare DemoCreatorで行うとより綺麗な作品ができます。
DemoCreatorの特徴や機能・メリットについて紹介します。
その1Wondershare DemoCreatorの特徴
DemoCreatorは、初心者の方でも直感的に操作がしやすいのが最大の特徴です。
チュートリアル動画やデモビデオ、ゲーム実況など、YouTube撮影には欠かせない録画機能が豊富にあります。
YouTubeは画面だけでなく、音声の調整や修正を行いますが、DemoCreatorひとつで画面・音声の作成・編集ができます。
その2Wondershare DemoCreatorの機能
DemoCreatorの機能には大きく分けて「録画モード」と「編集モード」の2つがあります。
YouTubeのエンディング動画作成には「編集モード」で好みの作品を作ることが可能です。
背景の編集に適した「ダイナミックステッカー」や「カーソルエフェクト」。
8つの動画と画像に使える「モーションエフェクト」。
動画の特定部分をズームして切り取ることができる「パン&ズーム」。
動画に注釈効果(線や矢印など)を挿入できる「注釈追加」の機能があるため、思い描くエンディング動画を作成できます。
ゲーム実況など、動画を録画できる「録画モード」で撮影し、撮影後すぐに編集にとりかかることも可能です。
その3Wondershare DemoCreatorのメリット
DemoCreatorのメリットは2つあります。
- 初心者でも扱いやすい操作性の良さ
- 無料体験版が利用可能
それぞれのメリットについて見てみましょう。
メリット1.初心者でも扱いやすい操作性の良さ
ユーザー目線で作られ、録画モードはマウス一つで操作が可能です。そのためマニュアルを見る必要性がほとんどありません。
動画編集モードではワークスペースを広くとっているため、編集内容を一目で確認できる仕様です。
キーボードを触るのは「数値」「保存時の名前」を入力する程度。
マウスひとつで殆どの作業を行えるのがメリットです。
メリット2.無料体験版が利用可能
メリットの一つとして「操作性の良さ」をあげましたが、実際に操作をしてみないとわからないものです。
Wondershare社は、DemoCreatorを無料体験版を利用できます。
無料体験と聞くと機能の一部しか使えないのではと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、体験版とはいえ主な機能は一通り利用できるので、DemoCreatorが自分に合っている動画編集ソフトなのかを見極めることができるのがメリットです。
DemoCreatorは、Windows・Mac両方共に使用可能です。
録画した動画を簡単に編集する方法‐Wondershare DemoCreator
その4Wondershare DemoCreatorを使用してエンディング動画を作成する方法
DemoCreatorを使用して、エンディング動画を作成するステップは5つです。
- 動画ファイルをインポート
- 動画の不要な部分のカット
- トランジション、ステッカーなどのエフェクトを追加
- エンディングを追加
- 編集した動画を直接YouTubeにアップロード
それぞれのステップを詳しく見てみましょう。
Step1.動画ファイルをインポート
矢印の先にある「+」を押して、編集したい動画をインポートします。
Step2.動画の不要な部分のカット
動画の不要な部分のカット方法は、カットしたい動画の先に黄色の線を合わせて「分割」をクリックします。
カットしたい部分の終わりを分割をします。
カットした部分を削除し、右にある動画をマウス左クリックを押しながら左に寄せることで結合します。
Step3.トランジション、ステッカーなどのエフェクトを追加
お好みのトランジションやステッカーをマウス左クリックをしながら下のタイムラインまでドラッグすることで、お好みのシチュエーションを作成できます。
Step4.エンディングを追加
キャプションで好きなテンプレートを選択し、選択したテンプレートが表示するタイミングの所に、左クリックしながら下のタイムラインまでドラッグします。
表示をさせたい文字は、右にあるテキストのファイルで編集できます。
Step5.編集した動画を直接YouTubeにアップロード
編集した動画は、画面右上にある「エクスポート」を押して保存。
YouTubeアカウントにログインすれば、直接アップロードすることもできます。
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5、YouTubeエンディング動画を作成する時の注意点
エンディング動画を作成する時の注意点が2点あります。
注意点1エンディング動画は、動画の最後5~20秒の上にかぶせる形で追加される
エンディング動画は、動画の最後5~20秒の上にかぶせる形で追加されます。
動画を作成しても、エンディング動画と被さると見づらくなり、チャンネル登録がしてもらえない。他の動画を見てもらえない可能性が考えられます。
動画を作成するときは、エンディング動画のことを考え、5~20秒ほど追加する形をとるように心がけましょう。
注意点2使用するBGMは著作権に触れていないか確認
使用するBGMは、著作権がないか確認をしなければいけません。
なぜなら、著作権者から承諾を得ずに著作物を利用した場合、著作権侵害で「懲役10年以下」もしくは「1,000万円以下の罰金」を課される可能性があります。
このような事態を防ぐためにも、使用するBGMはフリーBGMサイトを利用しましょう。
フリーBGMサイトはいくつかありますが、おすすめはDOVA-SYNDROMEです。なぜならフリーBGMが11,226曲全てが無料でダウンロードができるからです。
6、YouTubeのエンディング動画の作成方法まとめ
今回はYouTubeエンディング動画の作り方について解説しました。
必要な画像を3枚と著作権に関係しないBGMを用意することで、エンディング動画が作成できます。
より本格的なエンディング動画を作成する場合は、Wondershare DemoCreatorがおすすめです。
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