動画生成AIツールおすすめ9選！「サイト・ソフト・アプリ」誰でもAIで動画作成可能

動画生成AIツールとは、テキストや画像などの入力情報をもとに、AIが動画を生成するツールです。自動で動画作成ができるため、時間とコストのかかっていた動画制作を大幅に効率化できます。

今回はおすすめの動画生成AIツールを、出力コンテンツのクオリティやAI機能をもとに9種類ピックアップしました。無料で使えるツールもありますので、注目のAIツールに興味がある方はぜひ参考にしてください。

1.動画生成AIとは？

動画生成AIとは、人工知能を利用して画像やテキストから動画を生成するAIのことです。

動画生成AIの多くは、ノイズから徐々に画像を生成する過程を学習し、それを動画に応用する拡散モデルや、生成ネットワークと識別ネットワークを競合させながら学習を進めリアルな動画を生成する生成敵対的ネットワークといった深層学習モデルを基盤としています。

動画生成AIを利用することでテキストをアバターを介して出力したり、CGアニメーションを効率的に作成したり、パーソナライズされた広告動画の生成したりできるようになります。

動画生成AIはまだ発展途上の技術ではありますが、今後はより高品質かつ長時間の動画生成ができるようになるでしょう。

2.「おすすめ」画像とテキストから動画に生成できるAIツール：Virbo

「Virbo」は350種類以上のアバターや400種類以上の音声を利用できる動画生成AIツールです。オンライン、iOS/Androidアプリで利用でき、日本語を含む80以上の言語に対応しています。

機能は、アバターの作成や静止画の動画化、テキストベースの動画生成、AIによるスクリプトの生成、写真のアニメーション化、モンタージュの生成など。自分の写真を動画化できるカスタムアバターの機能もあり、ビジネストレーニングの動画や動画プロフィールなど、さまざまなシーンで活用できます。

また、Virboのインターフェースはシンプルなので、操作に迷ってアイデアがストップしてしまうこともありません。深い階層に潜ることなくスクロールや直感的な視線移動で操作ができるよう設計されていますので、アイデアをつなげていく形でプロ仕様の動画を生成することができます。

Virboの詳細情報は下記の通りです。

続いては、Virboの使い方をみていきましょう。

①画像からトーキングヘッドビデオを生成する方法

ここでは、Virboの「talking photo」機能を使って、AIを通じて画像から動画を生成する方法を解説します。

ステップ1：オンライン版のVirboを開き、メニューバーで「talking photo」を選択する

ステップ2：「My Photo」より動画に使用したい画像をアップロードして「Create Video」をクリックする

また、テンプレートを使用することもできます。

ステップ3：テキストや音声を選択して「Create Video」をクリックする

②テキストからAIアバター動画を生成する方法

続いては「talking photo」を使ってテキストからAIアバター動画を生成する方法を解説します。

ステップ1：ブラウザでVirboを開き、「talking photo」>「Create with text」をクリックする

ステップ2：アバター作成に関するプロンプトを入力する（プロンプトは日本語でOKです）

また、ポーズやアスペクト比を設定したら「Generate」をクリックしましょう。

ステップ3：動画に使用するアバターを選んだら「Save」をクリックする

ステップ4：「Create Video」をクリックして動画を生成する

アバターを読み込んだら、前述の方法と同様にテキストやアスペクト比を設定して動画を生成していきます。

③リンクから製品の説明動画を生成する方法

最後にリンクより説明動画を生成する方法をみていきましょう。この機能では、参考にするECサイトやWebサイトのリンクを解析することで、その内容を紹介する動画を生成できます。

ステップ1；Virboのメニューバーで「URL to Video」をクリックする

ステップ2：動画にしたいWebサイトのリンクを貼って「Analyze Video」をクリックする

ステップ3：プロンプトを設定してメディアやアスペクト比、動画の長さなどを設定して「Generate Video」をクリックする

ステップ4：編集して動画をエクスポートする

動画の内容はその場で自由に編集できます。

3.「2025最新」動画生成AIツール8選！

ここでは、2025年に注目を集めている動画生成AIツールを8つ紹介します。無料で使えるツールもピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

①Pictory

引用元：Pictory公式サイト

Pictory.AIはプロンプトやキーワードから動画を自動生成できるツールです。ブラウザツールなのでOSにかかわらずどんなデバイスでも使用できます。

また、キャプションを自動生成する機能やURLから動画を生成する機能もありますので、動画制作のプロセスを大幅に簡素化できるでしょう。

デメリットは、一部素材やテンプレートに商用利用できないものが含まれている点です。商用利用する場合は事前にライセンスを確認しましょう。

②Sora

引用元：Sora公式サイト

ChatGPTの提供元であるOpenAI社が開発した動画生成AIツールSoraは、高品質な動画を生成できるツール。ブラウザ版とアプリ版がリリースされています。

データにノイズを徐々に加えていき、最終的に完全にランダムなノイズの状態に変換する「拡散過程」と、その逆の過程である「逆拡散過程」を学習する「拡散モデル」を採用しているため、より高品質で多様な画面を生成できます。

とはいえ、現実世界の物理法則を完全に理解しているわけではなく、因果関係が曖昧な動画や、論理的に矛盾する動画を生成してしまうことがあります。

③Runway

引用元：Runway公式サイト

Runwayは、動画だけでなく画像や3Dテクスチャの生成もできる動画生成AIツールです。GoogleやSalesforceなどの企業からも投資を受けている期待値の高い動画生成AIツールとして知られています。

テキストからオーディオを作成できる機能も搭載されており、包括的なデジタルコンテンツの作成が可能です。

一方、生成された動画が統一感に欠ける部分も。高度なプロンプトが求められるため素人の方には使いづらいかもしれません。

④Canva

引用元：Canva

デザインツールCanvaには、テキストから動画を再生できるAIツールが搭載されています。100種類以上のアバターと40種類以上の音声が利用でき、Canvaで作成したデザインと組み合わせることも可能です。

Canvaはブラウザツールなので、パソコンやスマホのOSによらず使用できます。

一方、高度な編集機能はないため細かな調整はできません。また、AIツールはあくまでもCanvaと連携する外部サービスなので、Canvaの料金とは別にAIツールの使用量が必要です。

⑤HunyuanVideo

引用元：HunyuanVideo

HunyuanVideoは中国の大手IT企業Tencentによる動画生成AIツール。ブラウザ版とAndroidアプリ版を提供しています。

複雑な操作を必要とせず、テキストで指示するだけで動画を生成できる点もメリットです。マルチモーダルLLM技術を採用しており、特に物理法則に基づいた動きや、自然な表情の生成能力に優れています。

WindowsのNvidia環境でもMac環境でも利用可能。プロンプトに忠実なのですが、24GBものVRAMを必要とする点はデメリットでしょう。

⑥Kling

引用元：Kling公式サイト

Klingは中国のショート動画アプリ快手が手がける動画生成AIです。OpenAIの「Sora」と競合する技術として、動画生成AI分野で注目を集めています。

画像から動画を生成したり、テキストから動画を生成したりできるブラウザベースのツールで、最大1080pの高解像度、最長2分の動画生成に対応しています。

無料プランで使用できる範囲も広いですが、生成時間が長いというデメリットもあります。

⑦Hailuo

引用元：Hailuo公式サイト

繊細な表情の動きまで表現できると話題のHailuo。中国発のAIですが、日本語でのプロンプトにも対応しています。

テキストプロンプトから6秒間の動画を生成したり、静止画から動画を生成したりできます。3日間すべての機能にアクセスできる無料試用版もありますので、無料で思い切り使いたい方にも最適です。ただし、生成される動画にはまだ改善の余地があります。

納得いくまで生成を繰り返す必要がある点には注意しましょう。

⑧Dream Machine

引用元：Dream Machine公式サイト

Dream Machineはキーフレームやカメラモーションなど便利な機能を搭載した動画生成AIツール。ブラウザベースのツールで、Googleアカウントを使ってログインできます。

AIに新しいアイデアを出してもらうブレインストームといった便利な機能も搭載。720pまでしか出力できませんが、無料でもほとんどの機能を利用できます。

ただし、無料版の場合は生成した動画を商用利用することができません。

4.動画生成AIツールに関するよくある質問

動画生成AIツールのよくある質問もまとめました。さっそく確認しましょう。

質問1：AIで生成した動画は商用できますか？

サービスによって異なります。中には、商用利用ができるとされていても、一部商用利用ができないケースがあるので注意しましょう。

確実に商用利用したい方にはVirboがおすすめ。Virboは、素材やテンプレートに基づいて生成したすべてのコンテンツを商用利用できます。

質問2：動画生成AIツールでアニメを作ることはできますか？

可能です。一例ですが、シナリオやカメラワークをAIで作成し、そのシナリオに沿ってAIで画像を用意します。

あとは、それぞれのシーンを動画にして、最後に動画編集ソフトでカットごとにつなぎ合わせることでオリジナルアニメを作成できます。

質問3：AIが生成した動画に著作権は発生しますか？

ケースバイケースですが、基本的にはAIが生成した動画に著作権は発生しません。生成した動画に人間の創作的な意図や関与が全くない場合、著作権法上の「著作物」に該当しないと考えられるからです。

一方、プロンプトの作成、生成された動画の編集、構成など、人間の創作的な関与が認められる場合、著作権が発生する可能性があります。

まとめ : Virboは再高品質の動画が生成できるAIツール

今回はおすすめの動画生成AIツールを紹介しました。動画生成AIツールを使用すれば、動画制作の知識やスキルに頼ることなく数回のクリックで本格的な動画を作成することができます。

特にVirboはテンプレートや音声の数が豊富であるだけでなく物理演算の精度も高いため、物理世界を考慮した違和感のない動画を生成することができます。無料で使用できますので、ぜひその凄さを今すぐ体験してみてください。